海堡
かいほう ・ 別名: 第一海堡、第二海堡、第三海堡 ・ sea fort
更新日: 2026-09-07
明治期に東京湾防衛のために築かれた人工島で、現在は魚礁化した海底構造物のことをいう。
海堡とは
海堡とは、明治時代に東京湾の入り口を防衛する目的で築かれた人工島のことだ。第一海堡・第二海堡・第三海堡の3つが浦賀水道周辺に建設された歴史がある。
現在は役目を終え、老朽化や関東大震災の被害で一部が崩れているものもあるが、その構造物が海中で魚礁のように機能し、多くの魚が身を寄せる好ポイントになっている場所だ。
東京湾では第一海堡の周辺が乗合船のポイントとして知られ、コンクリートや石積みの構造物にスズキやカサゴ、マゴチなどが集まる。船長は構造物の際を丁寧に攻めるよう指示することが多い。
海堡周辺は根掛かりのリスクが高く、コンクリート片や鉄骨の残骸がある場所もあるため、仕掛けをロストしやすい。船長の指示するタナと距離感を守ることがロストを減らすコツだ。
海堡は人工的に埋め立てて造られた島全体を指す点で、船体という限られた構造物である沈船とは規模が大きく異なる。海堡の周囲は自然の根と違って人工の護岸と崩れた構造物が急な段差を作っており、その縁に沿って仕掛けを通すと反応が出やすい。
使い方・例文
- 「第一海堡の際まで寄せて流します、際どいところなので根掛かりに注意してください」(船長のアナウンス)
初心者向けのコツ
- 海堡周辺は根掛かりが多いので、指示された距離とタナを守り無理に構造物へ近づけすぎない。
- コンクリート片や鉄骨の残骸がある場所もあるため、仕掛けは多めに予備を持っておく。