人工魚礁
じんこうぎょしょう ・ 別名: 魚礁、人工漁礁 ・ artificial reef
更新日: 2026-09-07
魚を集めて漁場を豊かにする目的で、人為的に海底に沈められた構造物のことをいう。
人工魚礁とは
人工魚礁とは、魚を集めて漁場を豊かにする目的で、コンクリートブロックや鋼材などを人為的に海底へ沈めて設置した構造物のことだ。自治体や漁業組合が計画的に整備している。
構造物の隙間や表面には貝類や海藻が付着しやすく、それを餌にする小魚が集まり、さらに小魚を狙う中型・大型魚も集まってくる。天然の根や沈船と同じ原理で魚を集める仕組みだ。
東京湾でも湾内各所に人工魚礁が設置されており、船宿はその位置情報を把握したうえで乗合船のポイントとして活用する。カサゴやマダイ、根魚類の好ポイントになっていることが多い。
人工魚礁は位置が公開されている場合もあるが、正確な緯度経度は船宿の実績情報に依存する部分も大きい。個人で探すより、実績のある船宿に乗る方が効率的にポイントへ入れる。
東京湾内の人工魚礁は水深20mから40m程度の海域に多く設置されており、コンクリートブロックは1個あたり数トンから十数トンの大きさになるものもある。魚探には周囲より一段高い反応として現れ、船長はその頂点付近を避けて縁を狙うことが多い。
使い方・例文
- 「この辺りに人工魚礁が入っているので、際を狙って底を取ってください」(船長のアナウンス)
初心者向けのコツ
- 人工魚礁のポイントでは、船長の指示するタナと距離を守って際どい場所を丁寧に攻める。
- 構造物の真上に仕掛けを落としすぎるとロストしやすいので、距離感を常に意識しておく。