タナ(棚)
たな ・ 別名: 棚、タナ取り、指示ダナ ・ depth / target layer
更新日: 2026-09-07
魚が泳いでいる水深、または船長が指示する狙うべき水深のこと。船釣りで最も頻繁に使われる用語のひとつ。
タナ(棚)とは
タナとは、魚が泳いでいる水深、あるいは船長が「ここを狙え」と指示する水深のこと。船釣りでは仕掛けを正確にタナへ合わせることが釣果の大半を決めるため、最初に覚えるべき用語といえる。
タナには「海面から○m」と「海底から○m」の 2 通りの基準がある。コマセ釣りのマダイやイサキは海面からの水深(ハリスの長さぶんを引いて指示することも多い)、カワハギやマゴチなど底物は海底から何 m 上げるかで指示されるのが一般的。船宿によって基準が違うので、初めて乗る船では必ず確認する。
タナの計測は、電動リールのカウンター表示か、PE ラインの色分け(多くは 10m ごとに色が変わり、1m ごとにマーカーが入る)で行う。カウンターは糸の巻き方で誤差が出るため、ベテランほどラインの色で数える。
船長の「タナ 25m」というアナウンスは、その水深に魚群探知機の反応が出ているという意味。指示を守らずに勝手なタナで釣ると、自分が釣れないだけでなく周囲とオマツリする原因にもなる。
使い方・例文
- 「タナは底から 3m。着底したらすぐ 3m 巻いて待ってください」(船長のアナウンス)
- 「今日は指示ダナより 1m 上で連発しました」(釣果コメント)
目安の数値
初心者向けのコツ
- 初めての船宿では「タナは海面から? 底から?」を受付か船長に必ず確認する。
- 電動リールのカウンターは巻き癖で 1〜2m ずれることがあるので、ラインの色でも数える習慣をつける。
- 船長が「タナ上げて」と言ったら、指示より高い位置に魚が浮いているサイン。すぐ 1〜2m 巻く。