2026年7月25日(土)20:00更新

かめだやシロギス155本の爆釣、川崎丸タチウオ37本、品川ひらい丸アジ96本と主要3魚種が揃って好調

7月最後の土曜日、東京湾は中潮の穏やかな海況に恵まれた。南風が1m/s台と終日ほぼ無風に近く、波も0.3m以下。水温28℃台の盛夏らしいコンディションの中、シロギス・タチウオ・アジの主力3魚種が揃って好調に推移し、週末の釣行組を存分に楽しませた1日となった。

今日の海況と釣果への影響

天気晴れ
気温27.9℃
水温28.1℃
南 1.4m/s
0.26m
潮回り中潮(月齢11.1)

本日の東京湾は、夏の高気圧に覆われた典型的な盛夏パターン。南風は1.4m/sで最大瞬間でも7.9m/s程度と穏やかで、波高は0.26mとほぼベタ凪の状態が続いた。中潮で潮の動きもそこそこあり、釣りやすさと魚の活性のバランスが取れた好コンディションだった。

水温28.1℃は真夏のピーク水準。この温度帯ではシロギスの活性が非常に高く、浅場で積極的にエサを追う展開になりやすい。タチウオも夏場は夜間から朝の時間帯に捕食スイッチが入るが、今日は日中でも反応が続いた船宿があり、潮流の変化がうまくタイミングと噛み合った可能性が高い。一方、マゴチにとっても最適な水温帯で、濱生丸の14本という数字がそれを裏付けている。

現場の声

船長コメントからは、魚種によって明暗が分かれた現場の空気感が伝わってくる。タチウオは「反応はあるが食いが渋い」という声と、エリアによっては爆発的に釣れた船宿との差が鮮明だった。マダコは各船宿とも「拾い釣り」がキーワードとなり、まとまった群れに当たるというよりは丹念に探る展開が続いた。

かみや(タチウオ船)

先日までの活性がなく、反応があってもたまにアタリが出る程度。難易度の高いタチウオ釣りだった。良型は交じった。

かみやのタチウオは竿頭6本で、前回7/19の31本・7/20の21本から大きく後退した。船長が「先日までの活性がない」と語るとおり、反応はあっても口を使わせるのに苦労する一日だったようだ。ただし105cmまでの良型が交じっており、群れの質自体は悪くない。潮のタイミング次第で再び爆発する可能性は十分ある。

えさ政釣船店(ショウサイフグ船)

ショウサイフグ、トラフグ、サバフグと何かしらのフグに遊んでもらい、だんだんとアタリが増した。大貫沖・水深10mで釣果はショウサイフグのみ。

大貫沖の水深10mという超浅場での展開。アタリが時間とともに増えていったというコメントは、潮が動き始めてフグの活性が上がった典型的なパターンを示唆している。ただし竿頭7本はショウサイフグとしては「やや渋い」水準。7/21の同船28本と比べると寂しい数字で、群れの入り方にムラがある状況が続いている。

えさ政釣船店(マダコ船)

単発の拾い釣りで、釣れれば良型が多く魅力的なサイズ。空振りも多く、期待のポイントも肩透かし。船中45杯。

マダコは「拾い釣り」の展開で、まとまって乗るシーンが少なかった。ただ型は良く、掛かればキロ級の良型が多い印象だ。前日7/24の船中88杯から半減しており、潮回りや水温の微妙な変化で日替わりでパターンが変わる難しさが表れている。

魚種別コンディション

シロギス

爆釣
竿頭 155 かめだや
最大 24 cm 長崎屋

竿頭155本は文句なしの爆釣。かめだやは前日7/24の88本から大幅に上積みし、7/23の128本も超えて今週最高値を叩き出した。長崎屋が137本、須原屋が96本、隠居屋が95本と、8船宿中4船宿で90本以上を記録。水温28℃台は浅場のシロギスにとって最高の活性域で、連掛けが頻発する夏ギスの最盛期に入っている。サイズも12〜24cmと幅があり、20cm超の良型も交じるため数・型ともに満足度が高い。

タチウオ

爆釣
竿頭 37 川崎丸
最大 131 cm 教至丸

川崎丸が竿頭37本で湾内トップ。前回7/20の31本をさらに上回り、富津沖エリアの安定感を示した。ひらの丸が25本、教至丸が24本、吉久が22本と、12船宿中6船宿で20本以上を記録。タチウオとしては20本超で爆釣の水準であり、湾全体で高いレベルの釣果が出た。サイズ面では教至丸で131cmのドラゴン級が上がっており、三浦半島寄りのエリアでは型狙いも面白い。ただしかみやのように竿頭6本と苦戦した船宿もあり、エリアや時間帯による差が大きかった点は注意が必要だ。

マアジ

爆釣
竿頭 96 品川ひらい丸
最大 44 cm 教至丸

品川ひらい丸が竿頭96本で本日のアジ船トップ。前回7/19の55本から大幅に伸び、船中ボトムも30本と全員がまとまった数を持ち帰れた好内容だった。海福丸が85本、第二泉水が83本、まる八が70本と、16船宿中5船宿で50本超え。アジとしては50本以上が爆釣の基準であり、湾全体で食いが立った形だ。三浦半島の教至丸では最大44cmの大アジが交じり、23〜40cm級の良型主体で引き味も抜群。東京湾奥の小型群と三浦半島沖の大型群、エリアで狙い分けできる贅沢な状況が続いている。

マゴチ

爆釣
竿頭 14 濱生丸
最大 58 cm 濱生丸新明丸

濱生丸が竿頭14本と圧倒的な数字を叩き出した。マゴチとしては8本以上が爆釣の水準であり、14本はこの夏屈指の好成績。7/22の15本に迫る勢いで、横浜根岸エリアのマゴチは完全にシーズン本番を迎えている。新明丸も竿頭10本(最大58cm)で船中22本を記録し、こちらも週を通じて安定した二桁釣果を維持。水温28℃台はマゴチの捕食活性が最も高まる帯域であり、エサとなるハゼやメゴチが浅場に集まっている今、狙い目の魚種であることは間違いない。

マダコ

まずまず
竿頭 9 かみやミナミ釣船吉久新明丸長崎屋豆や

15船宿が出船し竿頭9杯が最高値。マダコとしては5〜9杯で「まずまず」の評価となる。かみやは船中51杯と数を出したものの、前日7/24の船中80杯からは減少。えさ政釣船店も船中45杯で前日の88杯から半減した。船長コメントにもあったとおり「拾い釣り」の展開で、群れがまとまらない日だった。ただし型は良く、掛かれば良型が多いという声が複数の船宿から上がっている。

ショウサイフグ

やや渋い
竿頭 22 新明丸
最大 38 cm 新明丸野毛屋

新明丸が竿頭22本と数字だけ見ると好調だが、船中合計15本との記載があり、1人が突出して他は厳しかったことがうかがえる。野毛屋は竿頭9本、えさ政釣船店は7本で、3船宿平均では「やや渋い」の評価。えさ政の7/21には竿頭28本の爆釣日もあっただけに、日によるムラが大きい状況だ。38cm級の良型は各船宿で交じっており、数は出なくてもサイズの満足度は高い。

竿頭 24 萬栄丸
最大 42 cm 萬栄丸

萬栄丸が竿頭24本で、前日7/24の19本から上向いた。7/20には48本の爆釣日があったため高値更新とはいかなかったが、30〜42cmの良型が安定して乗る展開で、内房沖のスルメイカシーズンは順調に推移している。

マアナゴ

好調
竿頭 27 濱生丸

濱生丸が竿頭27本を記録。夏のマアナゴは夜釣りが定番だが、同船はマゴチとのリレー船で日中から好調に数を伸ばした。7/22の31本からはやや下がったが、20本超えは安定しており夏アナゴのシーズンは健在だ。

船宿スコアボード

船宿シロギスタチウオマアジマゴチマダコ
かめだや竿頭155竿頭41
長崎屋竿頭137竿頭9
川崎丸竿頭37
ひらの丸竿頭25
教至丸竿頭24竿頭57
吉久竿頭22竿頭9
品川ひらい丸竿頭96竿頭7
海福丸竿頭85
第二泉水竿頭83
まる八竿頭70
濱生丸竿頭14
新明丸竿頭10竿頭9
須原屋竿頭96竿頭60
隠居屋竿頭95
弁天屋竿頭71竿頭16竿頭9
鴨下丸竿頭19
中山丸竿頭18
かみや竿頭6竿頭9

MVP: かめだや(シロギス竿頭155本・アジ41本の二刀流で本日最高のパフォーマンス)

本日はかめだやがシロギスとアジの二本立てで圧倒的な存在感を示した。シロギス船では長崎屋の137本も見事で、横浜エリアの底力が光る。タチウオは富津の川崎丸が37本で頭一つ抜けた。アジは東京湾奥の品川ひらい丸が96本と目を引くが、三浦半島の海福丸85本はサイズが23〜40cmと一回り大きく、質では勝る。狙い方で船宿を選び分けたい局面だ。

明日と今後7日間の予報

明日7月26日(