2026年7月18日(土)20:00更新
新明丸が3魚種で安定釣果 フグ竿頭11本・マゴチ5本・マダコ8杯の土曜日
7月18日の東京湾は、中潮で南東の微風という穏やかな海況に恵まれた。本日釣果を報告したのは鶴見の新明丸1船宿だが、フグ・マゴチ・マダコの3本立てすべてで手堅い結果を残した。前日7/17に多くの船宿が出船していた反動で、土曜ながらデータの集まりはやや少なめ。ただし新明丸の数字を見ると、海のコンディション自体は決して悪くなかったことがうかがえる。
今日の海況と釣果への影響
南東の風2.4m/sで波は0.4mと、真夏の東京湾としては申し分ないベタ凪の1日。中潮で干満差はほどよく、朝の満潮07:05前後に潮が効いた時間帯が最初の勝負どころだった。最大瞬間風速8.8m/sの記録はあるが、終日を通じて釣りに支障が出るレベルではなく、船上のアタリも取りやすい好条件が整った。
水温26.1℃は7月中旬として平年並み。ショウサイフグは水温20℃を超えると活性が上がる魚種で、26℃台は十分な適水温域。マゴチも産卵期にあたるこの時期は浅場に差してくるタイミングで、水温の高さがプラスに働いた。マダコにとっても夏は最盛期であり、海況・水温ともに3魚種すべてを後押しする条件がそろっていた。
現場の声
新明丸の船長コメントからは、各船がどのエリアを攻めていたかが見えてくる。マゴチ船は「近場から大貫沖まで広範囲で転々と」探った結果、9名全員が最低1本を確保。マダコ船は「近場から富岡沖」と比較的限られたエリアで粘り、フグ船は大貫沖を主戦場にした。
マゴチ船は9名で1〜5本(36〜54cm)。広範囲で転々と探り、オデコなしで全員キャッチ。フグ船は大貫沖でショウサイ主体にトラフグ混じり。サバフグ多数で選別が求められる展開。残念ながらオデコが1名。マダコ船は近場〜富岡沖で2〜8杯。
マゴチ船で「竿頭3名様」というコメントは、5本を釣った釣り人が3名いたことを示唆する。これは乗合全体の打率が高く、腕の差が出にくい均等な食いがあったことを意味している。フグ船のサバフグ多数という情報は、外道に惑わされずショウサイを選んで掛ける技術が求められた展開を物語っている。
魚種別コンディション
ショウサイフグ
まずまず竿頭11本はフグとしては「まずまず」の水準。前日7/17も新明丸で竿頭11本と同水準で、安定感がある。週間で見ると7/13の竿頭16本(野毛屋)がピークだったが、新明丸単体では前日比横ばいを維持した。船中10本・10名乗船なので平均1本とばらつきが大きく、サバフグの多さがアタリの見極めを難しくした。トラフグ混じりは嬉しいボーナスで、大貫沖のポテンシャルの高さを示している。
マゴチ
好調竿頭5本はマゴチとして「好調」の判定。前日7/17も新明丸で竿頭5本・最大54cmとまったく同じ数字で、連日安定した食いが続いている。週間の最高値は7/15の濱生丸で竿頭14本だが、新明丸も7/14に竿頭10本を記録しており、この1週間は湾全体でマゴチの活性が高い状態が続いている。9名全員がオデコなしという打率の高さが今日の最大の特徴で、広範囲に魚が散っていることを示唆する。最大54cmは良型だが、今週は59cm(7/12・一之瀬丸)や57cm(7/13・新明丸)といった大判も出ており、サイズアップの余地は十分。
マダコ
好調竿頭8杯はマダコとして「好調」の水準。前日7/17はかみやで竿頭18杯、吉久で竿頭19杯と二桁を連発しており、湾全体のタコの魚影は非常に濃い状態が続いている。新明丸のタコ船は近場〜富岡沖の限定エリアで2〜8杯。最低でも2杯と全員安打だった点は評価できる。7/16にはえさ政釣船店が船中109杯という圧巻の数字を叩いており、今シーズンのマダコは当たり年の様相を呈している。
船宿スコアボード
| 船宿 | ショウサイフグ | マゴチ | マダコ |
|---|---|---|---|
| 新明丸 | 竿頭11本(20〜38cm)船中10本 | 竿頭5本(36〜54cm)船中9本 | 竿頭8杯 |
MVP: 本日唯一の釣果報告船宿。3魚種すべてで安定した結果を残した
本日は土曜にもかかわらず釣果データの報告が新明丸のみとなった。前日7/17には20船宿以上がデータを上げていたことを考えると、集計タイミングの問題もあるだろう。ただし新明丸の3魚種はいずれもオデコなし〜1名で全体の打率が高く、「今日出た人は当たりだった」と言える内容。フグ船は船中10本を10名で分け合う形でばらつきはあったが、マゴチは全員キャッチ、タコも全員2杯以上と、土曜の休日釣行としては満足度の高い1日だったはずだ。
明日と今後7日間の予報
明日7/19(日)は南寄りの風が最大6.0m/sまで強まる予報。波は0.58mと依然穏やかだが、降水確率76%でにわか雨の可能性がある。出船自体は問題ないレベルだが、雨具の準備は必須。中潮が続き満潮は07:56で朝イチの潮が効く時間帯にフィーディングタイム(05:52〜07:52)が重なるため、早朝の食いには期待が持てる。
7/20(月)は風が最大7.8m/sまで上がり、小潮に入る。潮の動きが鈍くなる分、繊細な誘いが求められる展開になりそうだ。7/21以降は予報データが未確定だが、梅雨明け前後のこの時期は南風が安定しやすく、大きな荒れは起きにくい傾向にある。
| 日付 | 天気 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7/18(土) | 27.1℃ | 2.4m/s | 0.4m | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 7/19(日) | 25〜30℃ | 6.0m/s | 0.58m | 中潮 | ○まずまず |
| 7/20(月) | 27〜30℃ | 7.8m/s | 0.5m | 小潮 | △要注意 |
次の釣行プラン
おすすめ: 7/19(日) × マダコ / マゴチ
今週の東京湾はマダコとマゴチが週を通じて高水準を維持しており、明日も中潮で潮が動く。マダコは7/16にえさ政釣船店が船中109杯という驚異的な数字を出しており、タコの魚影は極めて濃い。マゴチも今日の新明丸で9名全員キャッチと打率が高く、日曜で多くの船宿が出船するためデータも充実するはず。風がやや上がるが波は穏やかなので、出船に支障はない。朝イチのフィーディングタイム(05:52〜07:52)に集中したい。
様子見推奨: 7/20(月)
小潮に入り潮の動きが鈍くなるうえ、風が最大7.8m/sと今週では最も強い予報。特にフグのようなアタリの繊細な釣りでは、風波でアタリが取りにくくなるリスクがある。平日で空いてはいるが、条件面では我慢の日になりそうだ。