2026年7月21日(火)20:00更新
火曜は出船1軒のみ、ミナミ釣船がマアジ竿頭49本で孤軍奮闘の東京湾
7月21日の東京湾は、火曜日ということもあり釣果報告があったのはミナミ釣船1軒のみ。週末の20船宿以上が出船する賑わいとは打って変わり、非常に静かな1日だった。ただし海のコンディション自体は良好で、出船した船はしっかり結果を出している。
今日の海況と釣果への影響
風速0.5m/s、波高0.34mと、この時期としてはほぼ無風・ベタ凪に近いコンディションだった。快晴で気温30℃の真夏日。釣り人にとっては暑さとの戦いになるが、船上の揺れが少なく仕掛けの操作性は抜群の環境だった。
水温27.1℃は7月下旬としてはやや高め。この水温帯はマアジの活性が高く保たれるレンジで、タチウオにとっても捕食行動が活発になる条件が揃っている。一方、小潮で潮の動きが緩慢だったため、潮変わりのタイミングに釣果が集中しやすい状況だったと推測される。
梅雨明け後の安定した高気圧に覆われ、海況の急変リスクはほぼゼロ。週半ばに向けて同様の凪が続く見込みで、出船さえできれば好釣果に恵まれやすい条件が継続している。
現場の声
本日コメントを寄せたのはミナミ釣船のみ。第7号船と第8号船の2隻体制で出船した記録が残っており、平日火曜にもかかわらず複数船を出すだけの集客力がうかがえる。
第7号船、第8号船の2隻で出船。マアジ・タチウオ・マダコのリレー便で多魚種を狙う展開。
船長コメントの詳細は限られるが、3魚種をリレーで狙う構成は、この時期のミナミ釣船の得意パターン。マアジで数を稼いでからタチウオの引きを楽しみ、合間にマダコも狙うという「お土産確保型」のプランで、ファミリーやライトユーザーにも人気の構成だ。竿頭49本のマアジはこのリレー形式を考慮すると上出来の数字で、時合いを的確に捉えた腕のある釣り人が乗船していたと見られる。
魚種別コンディション
マアジ
好調竿頭49本はアジとしては好調の水準。前日7/20は同じミナミ釣船で15〜49本と同水準を維持しており、安定した回遊が続いている。30cmクラスも混じる良型揃いで、南六郷エリアの群れが居着いていることを示唆している。週末にはかめだやが竿頭95本、教至丸が84本、粂丸で80本と爆釣級の報告が相次いでおり、東京湾全体でアジは最盛期に入っている。
タチウオ
やや渋い竿頭7本はタチウオとしてはやや渋い評価。リレー便の限られた時間での結果とはいえ、前日の同船宿でも竿頭7本と横ばいで伸び悩んだ。ただし116cmのメーター超えが出ており、型は悪くない。週末7/20にはつり幸が竿頭45本、深川吉野屋が46本、中山丸が42本と専門船は爆釣級の報告が相次いでいた。専門船で狙えば二桁以上は十分に見込める状況で、小潮で潮が緩かったことがリレー船での苦戦要因と見られる。
マダコ
やや渋い竿頭4杯はマダコとしてはまずまずの水準だが、ボウズも出ておりバラつきが大きかった。前日のミナミ釣船は竿頭5杯で微減。ただし7/19にはかみやが竿頭20杯(船中134杯)、えさ政釣船店が竿頭19杯(船中120杯)と湾奥の専門船は絶好調を記録しており、ポイントと時間をかければ二桁も狙える状況が続いている。小潮でタコの動きが鈍った可能性がある。
船宿スコアボード
| 船宿 | マアジ | タチウオ | マダコ |
|---|---|---|---|
| ミナミ釣船 | 竿頭49本 | 竿頭7本 | 竿頭4杯 |
MVP: 本日唯一の出船で全魚種の竿頭を独占
火曜日の平日ということもあり、本日釣果報告があったのはミナミ釣船のみ。週末7/20は20船宿以上から釣果が上がっていたことを考えると極端に少ないが、これは平日の東京湾では珍しくない光景。逆に言えば、船上は空いていて快適に釣りができた可能性が高い。平日に時間が取れる釣り人にとってはむしろ好条件だった。
明日と今後7日間の予報
明日7/22(水)も引き続き夏の高気圧に覆われ、安定した凪が予想される。小潮が続くため潮の動きは緩やかだが、風波が穏やかな分だけアタリが取りやすく、繊細なフグやマゴチ狙いには好条件。週末7/25(土)〜7/26(日)に向けて潮回りが長潮から若潮へ切り替わるため、潮変わりのタイミングを狙いたい。
| 日付 | 天気 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7/22(水) | 30℃前後 | 3〜5m/s | 0.5m以下 | 小潮 | ◎釣り日和 |
| 7/23(木) | 30℃前後 | 3〜5m/s | 0.5m以下 | 長潮 | ◎釣り日和 |
| 7/24(金) | 30℃前後 | 3〜5m/s | 0.5m以下 | 若潮 | ◎釣り日和 |
| 7/25(土) | 31℃前後 | 3〜6m/s | 0.5m以下 | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 7/26(日) | 31℃前後 | 3〜6m/s | 0.5m以下 | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 7/27(月) | 31℃前後 | 3〜5m/s | 0.5m以下 | 大潮 | ◎釣り日和 |
梅雨明け後の安定した太平洋高気圧に覆われ、今週いっぱいは出船に支障が出るような荒天は想定しにくい。7/27(月)からは大潮に入るため、タチウオやマアジの活性がさらに上がる可能性がある。暑さ対策だけは万全にしておきたい。
次の釣行プラン
おすすめ: 7/25(土) - 7/26(日) × マアジ・タチウオ
週末は中潮に切り替わり、潮の動きが回復する。直近1週間のデータでは、大潮〜中潮の日にタチウオの竿頭が30〜50本クラスに跳ね上がる傾向がはっきり出ている。マアジも中型主体ながら回遊が安定しており、かめだやや中山丸あたりは週末に合わせて爆釣モードに入る可能性が高い。タチウオ専門船ならつり幸や深川吉野屋も有力な選択肢。
おすすめ: 平日狙い × マゴチ
直近1週間で濱生丸がマゴチ竿頭10〜13本と爆釣級を連発している。水温27℃台は夏マゴチの最盛期ど真ん中。平日は船上が空いて広く探れるため、数を伸ばしやすい。新明丸も竿頭10本を安定して出しており、横浜〜鶴見エリアのマゴチは今が旬。
様子見推奨: 7/23(木) 長潮
長潮は1年で最も潮の動きが小さい潮回り。タチウオやマアジなど潮流に依存する魚種は食い渋りのリスクがある。マゴチやシロギスなど底物狙いなら影響は限定的だが、回遊魚メインで考えている場合は前後の日にずらした方が堅い。