2026年7月16日(木)20:00更新
須原屋シロギス163本が炸裂、タチウオ・アジも複数船宿で爆釣ラインに到達した真夏の大潮デー
7月16日の東京湾は、大潮の本流がしっかり効いた好釣日となった。水温26℃台で盛夏の魚が一気に動き、シロギスは爆釣ライン超え、タチウオは複数船宿で竿頭40本台後半を叩き出し、アジも束釣りが続出。風は東南東0.7m/sとほぼ無風で波も0.3m台。釣りやすさも申し分なく、行った人にとっては当たりの1日だった。
今日の海況と釣果への影響
大潮初日で満潮5:27、干潮12:15という潮回り。朝の下げ潮がしっかり効く時間帯と出船時刻が重なったため、底潮が動く好条件が午前中いっぱい続いた。シロギスやアジなど回遊魚にとっては潮に乗ってエサが流れてくる絶好の食い気タイミングとなった。
水温26.2℃は7月中旬として標準的な水準で、タチウオの夏パターンが本格化するレンジに入っている。浅場の水温が安定していることでシロギスの活性も高く、深場ではタチウオが広範囲に散っている状態だ。風がほぼ無風だったため仕掛けのコントロールがしやすく、数釣りに直結した。
一方でかめだや船長のコメントによれば潮色は「薄濁り」で流れは「ゆるい」とされた。大潮ながらも極端な激流にはならず、ライトタックルでも底取りに困らない穏やかな条件だったことが、ビギナーにも優しい爆釣日を演出した。
現場の声
かめだやのアジ船は富岡沖の水深15〜22mを攻め、前半こそ食いが渋かったものの後半に好調な時合いが到来して巻き返した。薄濁りの潮でアジが安心して口を使うコンディションが整っていたことが、竿頭100本という束釣りの背景にある。
前半は苦戦も後半好調に釣れた。富岡沖15〜22m、薄濁りで流れはゆるい。南東の風弱く波0〜0.5m。
前半苦戦・後半爆発というパターンは、大潮の下げ潮が効き始めるタイミングと合致する。潮止まり前後は食いが落ちるが、干潮12:15に向けて潮が動き出した10時前後から群れが入った可能性が高い。
かみや(夜アナゴ船)
昨夜は不甲斐ない結果だったため別ポイントの航路下沖目を選択。上げ潮残りの序盤はポツン程度だったが、2ヶ所目移動後にポツリポツリと手慣れ組は順調に。20時時点でツ抜け3人。
かみやの夜アナゴは竿頭24本で船中合計90本を記録。前夜の不調から一転、ポイント変更が的中した形だ。小ぶり主体だったものの数は出ており、潮の変わりっぱなに活性が上がる典型的な夏アナゴのパターンが見られた。
えさ政釣船店(マダコ船)
釣れれば500g〜1kgサイズが多く、抜き上げきれずバラシが目立った。釣れるポイントが狭い中で移動を繰り返し、上潮狙いで大きく移動した先では小ぶり主体ながらポチポチ。船中109杯、オデコなし。
えさ政釣船店のタコ船は船中109杯、竿頭12杯でオデコなしという安定した結果を出した。良型が多い反面、重量があるため抜き上げ時のバラシが頻発。タモの準備が釣果を分ける場面が多かったようだ。
魚種別コンディション
シロギス
爆釣竿頭163本はシロギスとして文句なしの爆釣。須原屋は前日の竿頭109本から163本へと一気に5割増しとなり、今週に入って右肩上がりの好調ぶりが続いている。週前半の竿頭75本(7/12)から倍以上に伸びた形で、大潮の潮回りが砂地のエサを巻き上げてシロギスの食い気を引き出した。水温26℃台は夏キスのベストレンジで、当面この爆釣モードは続く見込み。
タチウオ
爆釣8船宿が出船し、竿頭20本超えが6船宿と湾全域で高活性だった。深川吉野屋が竿頭50本(最大112cm)、中山丸が竿頭45本(最大110cm)、吉久が竿頭42本(最大110cm)と上位3船宿がいずれも40本を超えた。深川吉野屋は直近5日間で竿頭48〜50本と安定して50本前後を叩き出しており、群れが居着いている証拠だ。こうゆう丸は竿頭22本ながら最大123cmのドラゴン級を記録し、型狙い派にも嬉しい1日だった。
マアジ
爆釣7船宿が出船し、かめだやが竿頭100本(16〜29cm)、第二泉水が竿頭91本(16〜30cm)、中山丸が竿頭82本(18〜28cm)と3船宿で束釣りクラスを記録。かめだやは前日の竿頭35本から100本へ約3倍の急回復で、大潮の潮が回った効果が顕著に出た。海福丸は竿頭10本と数は伸びなかったが、23〜40cmの良型主体で型揃いだった。数なら湾奥、型なら三浦半島側という棲み分けが鮮明に出ている。
マダコ
好調11船宿がタコ船を出すほどの人気で、深川吉野屋が竿頭15杯、第二泉水が竿頭13杯、かみやが竿頭13杯と複数船宿でツ抜け超え。マダコとして好調の水準を維持している。えさ政釣船店は船中109杯でオデコなしと安定感が光り、500g〜1kgの食べ頃サイズが主体。かみやは前日の竿頭20杯から13杯にやや落としたが、週間を通じてトップ10杯前後を安定して出しており、盛夏のタコシーズン本番を感じさせる。
マアナゴ
好調かみやが竿頭24本(船中合計90本)で、前夜の竿頭10本から大幅に回復した。ポイント変更が奏功し、手慣れの釣り人は20時時点でツ抜けに到達。ミナミ釣船も竿頭15本(最大44cm)と好調で、夜釣りの夏アナゴが本調子に入ってきている。大潮の潮変わりタイミングで食いが立つ傾向が明確で、下げ始めの時間帯が狙い目だ。
ショウサイフグ
まずまず吉久が竿頭13本(最大34cm)、えさ政釣船店が竿頭8本(最大36cm)。ショウサイフグとしてはまずまずの水準で、えさ政釣船店では富津沖から大貫沖へ移動し、トラフグやヒガンフグの交じりも見られた。上潮になってからアタリが良くなったとのコメントがあり、潮の動くタイミングを捉えられるかが釣果を分けた。先週のえさ政釣船店竿頭14本(7/13)からはやや落としたが、安定圏内にある。
スルメイカ
まずまず萬栄丸が竿頭36本(27〜42cm)を記録。前回7/13の竿頭28本から上積みした形で、群れが安定して回っている印象がある。ただしスソ5本と差が開いており、イカ角のカラーや誘いの速度で明暗が分かれた模様。内房沖のスルメイカは夏の風物詩として好調を維持中だ。
クロダイ
好調林遊船が竿頭15本で、前日の竿頭14本とほぼ同水準を維持。スソも8本と全員が好調だった。水温26℃台で落とし込みのクロダイが活発に口を使っており、市川周辺のストラクチャー付近で安定したアタリが続いている。
ワラサ
厳しいさわ浦丸が船中2本で竿頭1本。ワラサとしては厳しい結果にとどまった。前回7/12も船中1本と伸び悩んでおり、群れの回遊が安定していない状況だ。潮が大きく動く日にチャンスが来る可能性はあるが、現時点では様子見が賢明。
船宿スコアボード
| 船宿 | シロギス | タチウオ | アジ | マダコ | その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| 須原屋 | 竿頭163 | — | — | — | — |
| 深川吉野屋 | — | 竿頭50 | — | 竿頭15 | — |
| 中山丸 | — | 竿頭45 | 竿頭82 | — | — |
| 吉久 | — | 竿頭42 | — | 竿頭9 | フグ竿頭13 |
| かめだや | — | — | 竿頭100 | — | — |
| 第二泉水 | — | — | 竿頭91 | 竿頭13 | — |
| 品川ひらい丸 | — | 竿頭26 | — | 竿頭12 | — |
| こうゆう丸 | — | 竿頭22(最大123cm) | — | — | — |
| 石川丸 | — | 竿頭20 | 竿頭23 | — | — |
| かみや | — | — | — | 竿頭13 | アナゴ竿頭24 |
| えさ政釣船店 | — | — | — | 竿頭12(船中109) | フグ竿頭8 |
| 林遊船 | 竿頭43 | — | — | 竿頭2 | クロダイ竿頭15 |
| ミナミ釣船 | — | 竿頭7 | — | 竿頭8 | アナゴ竿頭15 |
| 政信丸 | — | 竿頭8 | 竿頭41 | — | — |
| 萬栄丸 | — | — | — | — | スルメイカ竿頭36 |
| 海福丸 | — | — | 竿頭10(最大40cm) | — | — |
| フィッシュオン大勝 | — | — | 竿頭25 | 竿頭4 | — |
| 洋平丸 | — | — | — | 竿頭10 | — |
| 豆や | — | — | — | 竿 |