2026年7月13日(月)20:00更新
粂丸マアジ140本、吉野屋タチウオ50本、須原屋シロギス109本。大潮の東京湾が夏本番の爆釣モードに突入した月曜日
7月13日の東京湾は、大潮の強い潮流と穏やかな海面が重なり、まさに「全魚種当たり日」と呼べる1日だった。マアジは12船宿が出船し3船宿で竿頭100本超え。タチウオは11船宿が出船して竿頭50本という圧倒的な数字が飛び出した。シロギスも109本の爆釣を記録するなど、水温25℃台の夏の海が本領を発揮した格好だ。週明けの月曜日に出船した方は、間違いなく「当たり」を引いた。
今日の海況と釣果への影響
今日の東京湾は南南西の微風で波高0.6mと、ほぼベタ凪に近い絶好のコンディションだった。大潮初日にあたり、潮の動きが大きく、朝のうちから各ポイントでベイトの活発な動きが確認されている。降水確率94%の予報だったが日中は晴れ間が広がり、結果的に釣りには支障のない天候となった。
水温25.1℃は7月中旬としてはやや高めの水準で、マアジ・タチウオ・シロギスの三大ターゲットにとってはいずれも活性が上がりやすい温度帯だ。特にマアジは20〜26℃が適水温のど真ん中にあたり、今日の12船宿一斉好釣果に直結した。マゴチも水温上昇で本格シーズン入りの兆候を見せており、弁天屋の竿頭11本がそれを証明している。
かめだやの船長情報では「潮色は薄濁り、流れはゆるい」とのことで、盤洲沖のシロギスポイントでは適度な濁りが警戒心を薄れさせ、食いを後押しした可能性がある。風は南東の弱風で、一日を通して安定した釣座コントロールが可能だった。
現場の声
今日は複数の船長から具体的なコメントが寄せられ、ポイント選択と潮のタイミングが釣果を大きく左右した様子が浮かび上がった。
いわた(LTアジ船)
序盤は土曜の好調ポイントが不発で転々と探るも単発・空振りの連続。数年ぶりのポイントへ移動すると中型主体にポツポツ。潮止まり後に特大反応を捕捉し、投入と同時に中〜良型の入れ食いに突入。皆さん満足で13時過ぎに早上がり。
いわたの船長コメントが示すのは、大潮の潮流変化にポイントの「当たり外れ」が激しかったという点だ。序盤の潮止まり時間帯は反応が薄く、潮が動き始めた中盤以降に特大反応に当たって一気に入れ食いとなった。竿頭72本で全員満足の早上がりという結果は、ポイント選択と潮のタイミングが噛み合った好例といえる。
えさ政釣船店(ショウサイフグ船)
潮止まりの時間だけが当たりなく、上潮・下潮は当たりが続いた。サイズも大小いろいろで強烈な引きを楽しめた。釣り場は大貫沖・水深6m。
こちらもやはり潮の動きが釣果に直結していた。大貫沖の水深6mという浅場で、潮が効いている時間帯はアタリが途切れなかったという。大潮ならではの潮流の強さが、浅場のフグを活性化させた典型的なパターンだ。
かみや(マダコ船)
近場からスタートも乗り薄く、早々に東側ポイントへ大移動。ポツリポツリと乗り8名全員ゲットでひと安心。ただし後半はスカポイントも多く苦戦気味。最後は近場に戻って何杯か追加。
かみやのマダコは竿頭11本で、全員安打を達成。ただし船長の言葉からはポイントの「当たり外れ」が激しかったことが読み取れる。8名と少人数だったことが功を奏し、機動的なポイント移動で拾えた格好だ。
かめだや(シロギス船)
中型中心に良型も多く、一日順調に釣れ続けた。盤洲沖・水深5〜10m。潮色は薄濁り、流れはゆるい。南東の弱風、波0〜0.5m。
盤洲沖の水深5〜10mという浅場で、一日を通じて途切れず釣れ続けたという。竿頭90本はシロギスとして好調の上限に迫る数字で、薄濁りの潮色と弱風という好条件が重なった結果だ。
魚種別コンディション
マアジ
爆釣12船宿が出船し、粂丸が竿頭140本(20〜30cm)、野毛屋が121本、荒川屋が110本と3船宿で100本を突破。アジとして50本以上で「好調」の基準を大幅に超え、文句なしの爆釣だった。粂丸は前日7/12の竿頭70本から倍増しており、週を通じて右肩上がりの活性を維持している。大潮で潮が効いたことに加え、水温25℃台の適水温がベイトを沿岸に寄せ、群れの厚みが増した。海福丸では最大43cmの尺超え良型も交じり、数・型ともに申し分ない内容だ。
タチウオ
爆釣11船宿が出船し、深川吉野屋が竿頭50本(60〜116cm)でトップ。タチウオは20本以上で「爆釣」の基準であり、30本超えの船宿が5軒(吉野屋50本、つり幸38本、ひらの丸36本、吉久34本、弁天屋33本)と圧倒的な釣れっぷりだった。吉野屋は前日7/12の竿頭48本とほぼ同水準をキープし、安定した爆釣が続いている。こうゆう丸では135cmのドラゴンクラスも出ており、型狙いの方にも十分な魅力があった。
シロギス
爆釣須原屋が竿頭109本で100本の大台を突破し、シロギスとしては爆釣の水準に到達。前日7/12の同船宿が竿頭75本だったので約1.5倍の伸びだ。長崎屋が94本、かめだやが90本と、全体的に高水準が揃った。盤洲沖を中心とした浅場で薄濁りの好条件が重なり、14〜25cmの中型が一日を通じて食い続けた。7船宿が出船し、全船宿が20本以上と底堅い結果になっている。
マゴチ
爆釣マゴチは8本以上で爆釣の基準だが、弁天屋が竿頭11本(40〜59cm)と基準を大きく上回った。濱生丸も竿頭8本で爆釣ライン到達、新明丸が竿頭5本(38〜57cm)で好調の評価だ。弁天屋は前日7/12の竿頭8本からさらに上積みしており、水温25℃台に入ったことでマゴチの食い気が本格化している証拠だ。夏のマゴチシーズンが確実に到来した。
マダコ
爆釣11船宿が出船し、洋平丸が竿頭20杯で堂々の爆釣。マダコは10杯以上で爆釣の基準にあたる。えさ政釣船店は竿頭13杯で船中合計50杯、長崎屋も13杯と二桁到達の船宿が複数あった。ただし船長コメントにもあったように「瞬間的にパタパタ釣れるが、ポイントが狭い」という傾向があり、手返しの速さと移動への機動力が釣果を分けたようだ。洋平丸は前日7/12の竿頭14杯から大幅アップとなった。
ショウサイフグ
まずまず新明丸が竿頭16本(20〜38cm)で好調基準(15本)に到達、えさ政釣船店が14本、吉久が8本と続いた。3船宿の平均としてはまずまずの評価だ。えさ政の船長によると潮止まり以外はアタリが途切れなかったとのことで、大潮の潮流がフグの食い気を支えた。7/7にえさ政が竿頭30本の爆釣を記録した週と比べると落ち着いたが、安定して二桁は見込める状況が続いている。
マアナゴ
まずまず今日アナゴの釣果を報告したのはミナミ釣船のみだが、竿頭27本(26〜45cm)は前回7/9の竿頭33本からやや下げた程度で、まずまずの水準を維持。大潮の夜にかけてさらに活性が上がる可能性があり、夜アナゴ船の動向にも注目したい。
スルメイカ
まずまず萬栄丸が内房方面で竿頭28本(27〜42cm)を記録。前日7/12の竿頭37本からは下げたが、底の3本から28本という幅は腕の差が出る内容だった。7月のスルメイカは群れの回遊次第で数が大きく変動するため、日並みが重要だ。
船宿スコアボード
| 船宿 | マアジ | タチウオ | シロギス | マゴチ | マダコ | ショウサイフグ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 粂丸 | 竿頭140 | — | — | — | — | — |
| 野毛屋 | 竿頭121 | — | — | — | — | — |
| 荒川屋 | 竿頭110 | 竿頭19 | 竿頭78 | — | 竿頭4 | — |
| 第二泉水 | 竿頭100 | — | — | — | 竿頭10 | — |
| 海福丸 | 竿頭83 | — | — | — | — | — |
| 深川吉野屋 | 竿頭75 | 竿頭50 | — | — | — | — |
| いわた | 竿頭72 | — | — | — | — | — |
| 品川ひらい丸 | 竿頭55 | 竿頭32 | — | — | — | — |
| 弁天屋 | 竿頭49 | 竿頭33 | 竿頭70 | 竿頭11 | — | — |
| 須原屋 | — | — | 竿頭109 | — | — | — |
| 長崎屋 | — | — | 竿頭94 | — | 竿頭13 | — |
| かめだや | — | — | 竿頭90 | — | — | — |
| つり幸 | — | 竿頭38 | 竿頭66 | — | — | — |
| ひらの丸 | — | 竿頭36 | — | — | — | — |
| 吉久 | — | 竿頭34 | — | — | 竿頭11 | 竿頭8 |
| 一之瀬丸 | — |