2026年7月12日(日)20:00更新

出船はミナミ釣船のマアナゴ1船のみ、竿頭10本で静かな日曜日

  • MVP: ミナミ釣船マアナゴ竿頭10本・最大47cm)
  • 注目: 湾内の主要船宿は軒並み休船日。前日7/11は30船宿以上が出船し活況だった反動で、日曜にしては異例の閑散
  • 海況: 中潮・波1.16m・南西1.2m/s(瞬間8.3m/s。凪ぎベースだが突風あり)
  • 明日の判定: ◎釣り日和(大潮初日・風最大5.6m/s・波0.6m)

7月12日の東京湾は、多くの船宿が日曜定休や出船調整に入り、釣果データが確認できたのはミナミ釣船のマアナゴ夜船のみという異例に静かな1日だった。前日の土曜日はタチウオ・アジ・シロギスと各魚種が揃い踏みで盛り上がったが、今日はその喧騒が嘘のようだ。唯一出船したミナミ釣船のアナゴ船は、中潮らしい潮の動きを捉え、竿頭10本・最大47cmと週末としてはまずまずの数字をマーク。明日月曜からは大潮に入るため、各船宿の本格再開に期待がかかる。

今日の海況と釣果への影響

天気一部曇り
気温27.0℃
水温24.6℃
南西 1.2m/s(瞬間8.3m/s)
1.16m
潮回り中潮(月齢26.6)

日中の平均風速は1.2m/sとほぼ無風だったが、南西からの突風が最大瞬間8.3m/sを記録しており、安定した凪とは言いにくいコンディション。波高1.16mは前日の0.94mからやや高くなっており、うねりが残った海面だった。デイゲームの船宿が出船を見送った一因として、このムラのある風と降水確率63%の不安定な空模様が影響した可能性がある。

水温24.6℃は7月中旬としては順当な水準。この温度帯ではマアナゴの活性は高く、夜釣りで潮が効く時間帯に集中してアタリが出やすい。実際にミナミ釣船の竿頭10本は夜の時合いを捉えた結果とみられる。また、前日までの釣果を見ると湾全体でアジ・タチウオ・シロギスが高水準で推移しており、水温と餌の供給量がともに好条件を維持していることがうかがえる。

現場の声

今日データが上がった唯一の船宿であるミナミ釣船からは船長コメントが寄せられている。原文は「昨夜の…」と冒頭のみ確認できるが、マアナゴ夜船の出船実績そのものが貴重な現場情報だ。

ミナミ釣船

昨夜のマアナゴ船は0〜10本(25〜47cm)。ボウズも出たものの、型は25〜47cmと幅があり良型混じり。

ボウズが出ている点は気になるが、最大47cmは前日のかみや12本(最大46cm)とほぼ同サイズ帯。中潮後半で潮の動きが弱まる時間帯には食い渋りが出たと推測できるが、潮が利いたタイミングでは40cm超の良型も顔を出した。アナゴは夜釣り特有の「時合いの波」がはっきり出る魚種であり、ポイントの見極めと投入タイミングが釣果を左右する典型的な展開だったとみられる。

魚種別コンディション

マアナゴ

まずまず
竿頭 10 ミナミ釣船
最大 47 cm ミナミ釣船

竿頭10本は前日7/11の中山丸24本・かみや12本と比べると控えめで、今週のアナゴ釣果としては低めの水準。ただし7/6のミナミ釣船が0〜33本と大きくバラついたことを踏まえると、中潮後半の条件下では妥当な結果。サイズは25〜47cmで前日のかみや(25〜46cm)と同水準を維持しており、型の良さは安定している。今週は各船宿で船中合計100本超が続出するなどアナゴは全体的にシーズン好調。明日以降の大潮回りではさらなる数の上積みが期待できる。

今日の出船が1船宿・1魚種のみだったため、直近7日間で活況だった他の主要魚種について、前日までの傾向を補足しておく。

マアジ(前日7/11時点)

爆釣
竿頭 157 粂丸 7/11)
最大 42 cm 一之瀬丸 7/11)

前日7/11の粂丸は竿頭157本と爆釣水準を大きく超えた。同日の海福丸66本、深川吉野屋72本、品川ひらい丸60本と複数船宿で50本超が並んだ。週間を通じて湾内のアジは絶好調を維持しており、水温24℃台の安定した環境が群れの居着きを促している。明日以降も大潮の潮流が効けば引き続き期待大。

タチウオ(前日7/11時点)

爆釣
竿頭 50 深川吉野屋 7/11)
最大 134 cm 弁天屋 7/11)

前日7/11は深川吉野屋が竿頭50本、吉久が40本、つり幸37本と軒並み爆釣。弁天屋では最大134cmのドラゴン級も飛び出した。7/8に深川吉野屋50本・教至丸38本を叩き出して以来、週を通じて高水準が続いている。夏タチウオのハイシーズンに完全に突入しており、明日以降も数・型ともに期待できる。

シロギス(前日7/11時点)

爆釣
竿頭 192 三河屋 7/11)
最大 26 cm つり幸 7/8)

前日の三河屋192本は驚異的な数字で、100本超が「爆釣」の基準であることを考えるとほぼ倍。同日の須原屋142本、長崎屋134本、隠居屋112本と100本超が4船宿に達した。7/10の第二泉水142本から三河屋192本へとさらに上積みされる好循環。夏キスの最盛期で、浅場にキスが大量に接岸している状態が続く。

船宿スコアボード

7月12日は出船確認がミナミ釣船のみ。参考として前日7/11の主要船宿の成績を併記する。

船宿マアナゴマアジタチウオシロギスマゴチ
ミナミ釣船竿頭10(7/12)
中山丸竿頭24(7/11)竿頭99(7/11)
かみや竿頭12(7/11)
粂丸竿頭157(7/11)
深川吉野屋竿頭72(7/11)竿頭50(7/11)
三河屋竿頭192(7/11)
濱生丸竿頭10(7/11)

MVP: 7/12唯一の出船となったミナミ釣船。前日参考値は各船宿の7/11データ。

前日7/11は30船宿超が出船し、アジは粂丸157本を筆頭に10船宿以上で竿頭30本超。タチウオは深川吉野屋50本・吉久40本のダブルエースが牽引。シロギスは三河屋192本という今シーズン屈指の数字が光った。マゴチも濱生丸が竿頭10本で好調をキープしており、7月中旬の東京湾は全魚種が揃って好調という贅沢な状況が続いている。

明日と今後7日間の予報

明日7/13(月)は大潮初日で、風は最大5.6m/s・波は0.6mと穏やかな予報。降水確率82%とにわか雨の可能性はあるが、海況としては出船に支障ない水準だ。潮が大きく動くタイミングとなるため、アジ・タチウオ・アナゴいずれも活性が上がりやすい。フィーディングタイムが0:24〜2:24の深夜帯に設定されており、夜アナゴ船は特に狙い目となる。

7/14(火)〜7/15(水)は大潮が続き、波も0.4〜0.7mと安定。特に7/14は風最大4.7m/s・波0.42mという今週最も穏やかなコンディションが予測されており、日中の釣り物も快適に楽しめる。週末7/18(土)は風最大2.1m/s・波0.26mと凪の予報で、梅雨の合間の好条件となりそうだ。

日付気温風速波高判定
7/13(月)24.8〜25.7℃最大5.6m/s0.6m大潮◎釣り日和
7/14(火)25.1〜26.9℃最大4.7m/s0.42m大潮◎釣り日和
7/15(水)25.2〜29.5℃最大7.2m/s0.74m大潮○まずまず
7/16(木)26.4〜29.4℃最大7.2m/s0.76m中潮○まずまず
7/17(金)24.9〜29.3℃最大4.7m/s0.6m中潮◎釣り日和
7/18(土)24.3〜29.3℃最大2.1m/s0.26m中潮◎釣り日和

次の釣行プラン

おすすめ: 7/14(火) × タチウオマアジ

大潮2日目で潮流が最も効く日。風最大4.7m/s・波0.42mと今週屈指の好コンディションが重なる。前日7/11にタチウオは深川吉野屋50本、アジは粂丸157本と爆釣水準を記録しており、群れの厚さは十分。大潮の強い潮流で餌が動けば、同等以上の釣果が狙える。平日ゆえ船上の混雑も少なく、ゆったりと釣りが楽しめるはずだ。

おすすめ船宿: 深川吉野屋(タチウオ)、粂丸(アジ)

おすすめ: 7/18(土) × シロギス

風最大2.1m/s・波0.26mは今週最高の凪。シロギスは浅場の繊細なアタリを取る釣りのため、波静かな日ほど釣果が伸びる。三河屋192本のような爆釣を週末に狙うなら、この土曜日が本命。中潮の穏やかな流れも好条件で、初心者にも楽しめる1日になるはずだ。

おすすめ船宿: 三河屋長崎屋

様子見推奨: 7/15(水)〜7/16(木)

両日とも風が最大7.2m/sまで上がる予報。波も0.7m台で、大潮・中潮の切り替わりタイミングと重なるため海面が荒れやすい。出船自体は可能だが、快適に釣りを楽しむにはやや条件が厳しい。特に小型船やキス船など浅場の釣り物は揺れの影響を受けやすいため、日程に余裕があれば7/17以降にずらすのが賢明だ。

出船時刻・予約は各船宿にご確認ください。最新の海況は海況予報で。初めての方は船釣り入門ガイドをチェック。