2026年6月12日(金)20:00更新

ミナミ釣船が3魚種同時釣果、キス21本・アナゴ14本・マゴチ3本で1船宿だけの金曜日を制す

  • 🏆 MVP: ミナミ釣船シロギス竿頭21本・マアナゴ竿頭14本・マゴチ竿頭3本)
  • 🔥 注目: 出船はミナミ釣船1船宿のみ。梅雨前線の影響で大半の船宿が休船
  • 🌊 海況: 中潮・波0.46m・東北東1.9m/s(海上は穏やかだが降水確率94%)
  • 📅 明日の判定: △要注意(風最大7.4m/s予報・降水81%で出船判断は朝次第)

今日の東京湾は梅雨前線が関東南岸に停滞した影響で、ほとんどの船宿が出船を見送る静かな金曜日となった。唯一出船したミナミ釣船シロギスマアナゴマゴチの3魚種を同時に狙い、それぞれ手堅い釣果を持ち帰っている。海上は風こそ弱かったものの、雨模様が終日続き、釣り人にとっては判断が分かれる1日だった。

今日の海況と釣果への影響

天気曇り時々雨 🌧️
気温19.5〜22.8℃
水温21.4℃
東北東 1.9m/s
0.46m
潮回り中潮(月齢26.3)

海況データだけ見れば「なぜもっと出船しなかったのか」と思えるほど穏やかな数値が並ぶ。波0.46m、風1.9m/sは凪に近く、水温21.4℃は6月中旬としては平年並みの水準だ。しかし降水確率94%が示すとおり、終日グズついた空模様が出船を躊躇させた最大の要因だろう。

水温21℃台はシロギスにとって食いが安定するゾーン。マゴチも活動が本格化する適水温帯に入っており、条件としては悪くない。むしろ「行けた人は少ない競争率でポイントを独占できた」という見方もできる。中潮の下げ潮が効く午前中に底物が動きやすい条件が整っていたと考えられる。

現場の声

本日、船長コメントが確認できたのはミナミ釣船のみ。コメント自体は「☆★(第8)の‥,☆明日★‥」と断片的で、翌日の出船案内が中心の内容だった。具体的な釣況の記述はないものの、釣果データから現場の状況を読み解くことができる。

ミナミ釣船

第8ポイント付近を探った模様。明日の出船についての案内あり。

シロギス0〜21本という結果は、ボウズの方も出ていることを意味する。これは全員がキス専門ではなく、アナゴマゴチと掛け持ちの「リレー釣り」形式だったためと推測できる。竿頭21本は限られた時間での成果として見れば、キスの魚影自体はしっかりあったことを示している。マゴチが竿頭3本・最大52cmと、まずまずのサイズが出ている点も見逃せない。水温21℃台の梅雨時期はマゴチが浅場に寄る季節で、キス釣りのエサを泳がせて狙う「キスマゴチ」が成立しやすい条件だった。

魚種別コンディション

シロギス

まずまず
竿頭 21 ミナミ釣船
最大 22.0 cm ミナミ釣船

竿頭21本はキスとしては「まずまず」の評価。6/8の同船宿が竿頭10本だったことを考えると倍増しており、ポイント選択がはまった可能性が高い。ただし湾内全体ではかめだやが6/11に竿頭74本、荒川屋が6/10に竿頭100本を記録しているように、本来のキスシーズンのポテンシャルはもっと上。今日は出船数自体が極端に少なく、他船宿との比較ができない特殊な1日だった。水温21℃台で群れは浅場に入ってきており、天候さえ回復すれば一気に数が伸びる態勢は整っている。

マアナゴ

まずまず
竿頭 14 ミナミ釣船
最大 43.0 cm ミナミ釣船

6月はアナゴの最盛期。竿頭14本は日中のリレー釣りとしては十分な数字だ。湾内のアナゴ専門船と比較すると、中山丸が6/11夜船で竿頭44本・船中合計231本という圧巻の数字を叩き出しており、夜釣り専門船とは土俵が違う。曇天で薄暗い条件が日中でもアナゴの食いを後押しした可能性がある。サイズも25〜43cmとレギュラーサイズが揃い、天ぷらネタとしては上々の結果。

マゴチ

まずまず
竿頭 3 ミナミ釣船
最大 52.0 cm ミナミ釣船

竿頭3本はマゴチとして「まずまず」の水準で、直近7日間の同船宿データ(6/8〜6/11いずれも2〜3本)とほぼ同水準を維持した安定感が光る。最大52cmは良型で、この時期の産卵前の荒食いシーズンにふさわしいサイズ。注目すべきは、週間データで一之瀬丸が6/9に竿頭5本(最大60.5cm)、6/7には竿頭6本を記録しており、湾内全体としてマゴチは上昇トレンドにある。水温がさらに22〜23℃に上がるこれからが本番だ。

船宿スコアボード

船宿シロギスマアナゴマゴチ
ミナミ釣船竿頭21本(〜22cm)竿頭14本(〜43cm)竿頭3本(〜52cm)

MVP: 本日唯一の出船船宿。3魚種リレーで全魚種まずまず以上の成績。

本日はミナミ釣船の1船宿のみの出船となり、スコアボードは寂しいが、逆に言えば「この船に乗った人だけが今日の東京湾の釣果を手にした」ということ。梅雨時期は平日の出船数が天候次第で大きく変動するため、前日の予報確認と早朝の出船判断連絡が重要になる。参考までに昨日6/11は複数船宿が出船し、中山丸のアナゴ夜船が竿頭44本・船中合計231本、深川吉野屋タチウオが竿頭48本と、出船できた船宿は好成績を収めていた。

明日と今後7日間の予報

明日6/13(土)は降水確率81%・風最大7.4m/sの予報。波こそ0.34mと低いが、南寄りの風が強まるタイミングがあり、出船判断は各船宿の朝の判断次第となりそうだ。週末の釣行を予定している方は、出船確認を必ず前日夜か当日早朝に行ってほしい。日曜6/14は大潮に切り替わるが降水確率90%と雨模様が続く。来週に目を転じると、火曜6/16(降水29%)から水曜6/17(降水27%・風最大4.3m/s)にかけてようやく晴れ間が見え、大潮〜中潮の好条件と重なる「週明けが狙い目」の展開が期待できる。

日付天気判定
6/13(土)22.8℃7.4m/s0.34m中潮△要注意
6/14(日)23.0℃6.5m/s0.26m大潮△要注意
6/15(月)20.5℃6.4m/s0.54m大潮△要注意
6/16(火)25.2℃6.4m/s0.54m大潮○まずまず
6/17(水)24.7℃4.3m/s0.28m中潮◎釣り日和
6/18(木)23.1℃9.1m/s0.56m中潮△要注意

次の釣行プラン

おすすめ: 6/17(水) × シロギスタチウオ

向こう1週間で最も風が弱く(最大4.3m/s)、降水確率も27%と梅雨の合間の貴重な凪日和になりそうだ。中潮で潮の動きも適度にあり、シロギスは水温22℃前後に上昇していれば浅場の食いが一段と加速する可能性が高い。直近で荒川屋が竿頭100本、長崎屋が竿頭135〜158本を出しているように、キスは爆釣圏のポテンシャルを秘めている。タチウオ深川吉野屋が6/11に竿頭48本と爆釣を記録しており、凪の日にはさらに数が伸びる展開が期待できる。平日だが、梅雨の晴れ間を狙える方には強くおすすめしたい。

おすすめ船宿: 長崎屋(キス)、深川吉野屋(タチウオ)、荒川屋(キス)

様子見推奨: 6/18(木)

風最大9.1m/sの予報はこの週で最も荒れる日。波0.56mの数値以上に沖は風波が立ちやすく、特に湾口部のタチウオ船やアジ船は揺れが大きくなる見込み。無理な出船は避け、翌日以降の予報改善を待つのが得策だ。

出船時刻・予約は各船宿にご確認ください。最新の海況は海況予報ページで。初めての方は船釣り入門ガイドをチェック。