2026年6月11日(木)20:00更新
ミナミ釣船マダコ竿頭6杯──出船報告1宿の静かな木曜、湾内は梅雨の凪
6月11日(木)の東京湾は、梅雨前線の影響で終日どんよりとした空模様が広がった。海況自体は穏やかだったものの、平日の木曜日ということもあり各船宿の出船は限られ、当日釣果として上がってきたのはミナミ釣船のマダコ1件のみ。前日10日には20船宿以上からタチウオ・アジ・キス・アナゴ・タコと多彩な報告が並んでいただけに、その静けさが際立つ一日だった。
今日の海況と釣果への影響
海況そのものは非常に穏やかだった。風は南東1.1m/sで瞬間最大でも6.3m/s。波高0.66mは船上で揺れを感じないレベルで、仕掛けの操作もしやすいコンディション。出船していれば好釣果が期待できる海だったと言える。
水温20.6℃は6月中旬の東京湾としては標準的な水準。この水温帯はマダコにとってまさにシーズン本番の適水温で、産卵を控えた個体が浅場に寄りやすい時期にあたる。実際、直近1週間のマダコ釣果は全体的に好調トレンドが続いており、水温面からも裏付けられる。
中潮で潮の動き幅はやや穏やか。ただしタコ釣りの場合、大きく潮が走る大潮よりも中〜若潮のほうが底潮が安定してエギやテンヤの操作がしやすい。今日のコンディションはタコ狙いに向いた潮回りだった。
現場の声
ミナミ釣船の船長コメントは「☆(第7)の‥,☆今日☆★‥」と断片的な内容で、詳細なポイント情報や釣り方のヒントまでは読み取れなかった。ただ、「第7」の表記から複数の釣り座やポイントについて言及していた可能性がある。
(本日は詳細コメントなし。第7号船での出船を示唆する記述あり)
釣果データから推測すると、0〜6杯という配分はボウズの釣り人もいた一方で、うまくアタリを拾えた人は6杯をキャッチできたことを示す。タコ釣りは同じ船に乗っていても腕の差が出やすい釣りものの典型で、底をしっかり感じながらエギを小刻みに動かせるかどうかが明暗を分ける。ボウズが出ている以上、今日は「拾い釣り」の展開だったと考えられる。活発にアタるというよりも、ポイントを丁寧に探った人に軍配が上がった1日だったのだろう。
魚種別コンディション
マダコ
まずまず竿頭6杯はマダコとしては「まずまず」の水準。前日10日のミナミ釣船は0〜2杯にとどまっていたため、今日はそこから大幅に回復した形。同じく前日の洋平丸が竿頭20杯、かみやが竿頭15杯(船中合計84杯)と爆発的な数字を記録しており、湾内全体としてマダコは上昇基調にある。今日は出船が1宿にとどまったため全体像は見えにくいが、水温20℃台はタコの適水温ど真ん中。週末に向けてさらなる好釣果が期待できるフェーズに入っている。
直近7日間のマダコを振り返ると、洋平丸が6/10に竿頭20杯、6/5に竿頭17杯と二桁台を連発。かみやも6/5に竿頭14杯(船中合計107杯)、6/10に竿頭15杯(船中合計84杯)と安定して好調を維持している。今週の東京湾マダコは「好調〜爆釣」フェーズにあると言ってよく、週末出船を計画するなら有力な選択肢になる。
グラフはミナミ釣船の直近5釣行日の竿頭推移。6/5に11杯を記録して以降はやや落ち着いているが、5〜8杯台をキープしており安定感がある。6/10は竿頭2杯と低調だったが、今日は6杯まで持ち直した。
船宿スコアボード
| 船宿 | マダコ | 備考 |
|---|---|---|
| ミナミ釣船 | 竿頭6杯(0〜6) | 本日唯一の釣果報告 |
MVP: 本日最も好成績を収めた船宿(※本日は1船宿のみの報告)
本日は報告1件のため船宿間の比較はできないが、参考までに前日10日のマダコ釣果を振り返ると、洋平丸が竿頭20杯と断トツのトップ。かみやが15杯(船中84杯)、つり幸が13杯、第二泉水が10杯と続き、湾全体でタコが乗っていた。木曜の今日は出船数こそ少なかったが、海中の状況は大きく変わっていないはずだ。
明日と今後7日間の予報
明日12日(金)は風最大5.8m/s、波0.4m前後と海況は穏やか。ただし降水確率89%と高く、雨合羽必須のウェットな釣行になりそうだ。中潮で潮の動きはまずまず。雨を気にしない釣り人には悪くないコンディションで、特にタコやキスなど底モノは雨天の影響を受けにくい。週末13日(土)〜14日(日)も降水確率は高いが、14日は大潮入りで風も弱まる予報。海況面では今週末が狙い目になる可能性がある。16日(火)以降は降水確率が50%台まで下がり、晴れ間も期待できそうだ。
| 日付 | 気温 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6/12(金) | 19.6〜22.9℃ | 最大5.8m/s | 0.42m | 中潮 | ○まずまず |
| 6/13(土) | 20.1〜22.9℃ | 最大6.5m/s | 0.34m | 中潮 | ○まずまず |
| 6/14(日) | 17.5〜23.2℃ | 最大5.7m/s | 0.26m | 大潮 | ◎釣り日和 |
| 6/15(月) | 18.0〜24.1℃ | 最大3.3m/s | 0.42m | 大潮 | ◎釣り日和 |
| 6/16(火) | 17.9〜25.1℃ | 最大3.8m/s | 0.36m | 大潮 | ◎釣り日和 |
| 6/17(水) | 16.6〜24.9℃ | 最大3.4m/s | 0.22m | 中潮 | ◎釣り日和 |
風速は週末から来週にかけて穏やかになっていく予報。特に15日(月)以降は最大風速3m/s台と、べた凪に近い好条件が続く見込み。大潮のタイミングとも重なり、アジ・タチウオ・タコいずれも期待値が高い。
次の釣行プラン
おすすめ: 6/14(日) × マダコ
大潮入りで潮の動きが大きくなり、タコがエサを求めて活発に動く条件が整う。直近1週間の釣果を見ると竿頭10〜20杯が複数船宿で記録されており、水温20℃台のまま週末を迎えればさらなる上積みが見込める。風は最大5.7m/sで波も0.26mと穏やか。梅雨の雨さえ覚悟すれば、今シーズン最高のタコ日和になる可能性がある。
おすすめ: 6/14(日) × タチウオ
前日10日に深川吉野屋が竿頭45本、吉久が36本、ひらの丸が32本と爆釣レベルの数字が並んでいた。大潮の強い潮流はタチウオの食いを立たせる効果があり、日曜の大潮初日は今週最大のチャンス。風も弱まる予報で、ライトタックルでも十分に楽しめるコンディションになるはずだ。
様子見推奨: 6/13(土)
風最大6.5m/sと週末では土曜のほうがやや強め。降水確率87%で本降りの雨が予想される。中潮2日目で潮の動きも中途半端。翌日曜の大潮入りを待ったほうが、海況・潮回りともにワンランク上のコンディションで釣りができる。どうしても土曜に行くなら、風の影響を受けにくい内湾のタコかキス狙いが無難だ。