2026年6月9日(火)20:00更新

粂丸アジ143本が圧巻、長崎屋キス135本・ひらの丸タチウオ23本と湾全域で高活性の火曜日

  • 🏆 MVP: 粂丸マアジ竿頭143本・20〜30cm)
  • 🔥 爆釣魚種: アジ(8船宿で出船、3船宿で50本超)、シロギス長崎屋135本)
  • 🌊 海況: 中潮・波0.5m・北東3m/s(穏やかで釣りやすい好条件)
  • 📅 明日の判定: ○まずまず(長潮で潮動き鈍化、風やや強まるが波は穏やか)

梅雨の走りで朝は雨が降ったものの、日中は曇り空に回復した東京湾。北東風3m/s・波0.5mと穏やかな海面に恵まれ、アジ・キス・タチウオの「三本柱」がそろって好数字を叩き出した。とくにアジは粂丸の143本が目を引く爆発ぶりで、平日の火曜にもかかわらず湾内に活気が満ちた1日となった。

今日の海況と釣果への影響

天気曇り時々雨→曇り
気温20〜21℃
水温20.7℃
北東 3.2m/s
0.5m
潮回り中潮(小潮寄り)

朝のうち降った雨は釣り場到着前後に上がり、日中は薄曇りの空模様。北東風が3m/s前後と穏やかで、波も0.5mと終日ベタ凪に近いコンディションだった。仕掛けがブレにくい安定した海面は、キスの小さなアタリを拾うにもアジのコマセワークにも好都合。平日ながら多くの船宿が出船に踏み切れる好条件だった。

水温20.7℃は6月上旬として順当な推移。この温度帯ではアジ・キスともに高活性を維持しやすく、さらにマゴチやタチウオにとっても捕食スイッチが入る水準にある。梅雨前線が近づいて気圧がやや低めだったことも、魚の浮き気味な行動を促した可能性がある。結果として多魚種で「当たり」の1日になった。

現場の声

船長コメントからは、ポイント選びの機動力が釣果を分けた様子がうかがえる。えさ政釣船店のフグ船は朝一の大貫沖で反応がなかったものの、素早い移動で好ポイントを見つけ、上潮・下潮とも安定したアタリを引き出した。タコ船では2.7kgと3.4kgの良型が飛び出し、移動後にポツポツと連発する展開に持ち込めている。

えさ政釣船店(ショウサイフグ船)

朝から雨だったが釣り場に着くと曇空に。大貫沖8mから攻めたが反応なく即移動。場所を変えるとアタリが続き数が伸びた。下潮もアタリ良好。

大貫沖の水深8mという浅場は、ショウサイフグの定番ポイント。反応がない時に粘らず即移動した判断が竿頭20本という好釣果を呼び込んだ。下潮でもアタリが途切れなかったのは、潮の流れ方向が変わってもエサ場として機能し続けたことを示している。

えさ政釣船店(マダコ船)

定番ポイントからスタートしポツポツ。大移動で2.7kgと3.4kgのドカンが飛び出した。移動後は小ぶりながら連発あり、全員安打で終了。

全員安打(オデコなし)は嬉しい結果。3.4kgのタコは今シーズンでもトップクラスの良型で、梅雨時期の産卵前に荒食いする個体が混じっている証拠だ。

こうゆう丸(タチウオ船)

朝イチの港前は反応少なくメーター級を型見た程度。沖へ移動するとアタリはそこそこ、中型からドラゴン級まで混在。ラストは港前に戻り型狙いでメーター級主体に追加。

港前→沖→港前と3段階で攻めた構成が興味深い。沖では数を稼ぎ、ラストの港前では型を狙うという王道パターン。121cmのドラゴン級は石川丸から出ており、観音崎〜走水周辺に良型が差してきている状況がうかがえる。

魚種別コンディション

マアジ

爆釣
竿頭 143 粂丸
最大 40 cm 鈴福丸

竿頭143本は「爆釣」の50本ラインを大きく超える圧倒的な数字。粂丸は前日(6/8)の竿頭62本から倍以上に跳ね上がり、週間でも最高値を更新した。須原屋が80本、鈴福丸が62本、林遊船が50本と、複数船宿で好調ラインの30本を軽く超えている。20〜30cmの中型主体に40cm級の良型も混じり、数もサイズも申し分ない。水温20℃台の安定した海況でコマセへの反応が極めて良く、群れが厚い印象。8船宿が出船した人気魚種で、今日行った人は大当たりだった。

シロギス

爆釣
竿頭 135 長崎屋
最大 24 cm つり幸

長崎屋の竿頭135本は100本超えの爆釣水準。6/7の158本→6/9の135本と若干下がったが、3日連続で100本オーバーを維持しており安定感は抜群。黒川丸が79本、弁天屋が76本と4船宿すべてが「まずまず」以上の水準をクリアした。ベタ凪で底潮が安定していたため、キスが活発にエサを追った格好。12〜24cmと小型混じりながらも数で圧倒する展開で、束釣り(100本超え)も狙える旬のシーズン真っ只中にある。

タチウオ

爆釣
竿頭 23 ひらの丸
最大 121 cm 石川丸

ひらの丸が竿頭23本で爆釣水準の20本ラインを突破。前日(6/8)の竿頭13本から大幅アップで、船中最低でも10本というハイアベレージだった。こうゆう丸石川丸がともに竿頭17本で好調、一之瀬丸も14本を記録。5船宿が出船し、全船で好調以上の水準を維持した。石川丸から出た121cmのドラゴン級は今週最大サイズで、メーター超えが各船で複数混じる充実した内容。曇天・低気圧接近で魚が浮き気味になったことが奏功した。

マダコ

好調
竿頭 14 洋平丸
最大重量 3.4 kg えさ政釣船店

竿頭14杯(洋平丸)は好調の水準。8船宿が出船した人気ターゲットで、えさ政釣船店が竿頭12杯に3.4kgの大物を交え、豆やが9杯、つり幸が8杯と安定した数が出ている。洋平丸は前回出船の6/7(竿頭9杯)から5杯上積みし上昇トレンド。梅雨時期の産卵前で活性が高まっており、3kg超えの良型が複数出たのはその表れ。ただし濱生丸は2〜3杯と伸び悩み、ポイントによるムラも見られた。

竿頭 20 えさ政釣船店
最大 38 cm 新明丸

えさ政釣船店が竿頭20本で好調の水準。前回出船の6/6は竿頭わずか6本だったため、3倍以上の大幅回復となった。船長の素早いポイント移動が功を奏し、上潮・下潮とも安定したアタリが続いた。新明丸は竿頭15本で38cmの良型混じり。大貫沖の水深8m前後という浅場がメインポイントで、水温20℃台の海が活性を後押しした。

マアナゴ

好調
竿頭 38 つり幸
最大 43 cm つり幸

つり幸の夜アナゴ船が竿頭38本を記録。前回6/7の25本から大幅に伸ばし、週間最高値を更新した。23〜43cmと良型が混じり、曇天の暗い夜空がアナゴの食いを活発にした印象。梅雨時期はアナゴの最盛期にあたり、今後もさらなる数の上積みが期待できる。

マゴチ

好調
竿頭 5 一之瀬丸
最大 60.5 cm 一之瀬丸

一之瀬丸が竿頭5本・最大60.5cmで好調の水準を記録。前回6/7の竿頭6本にはわずかに届かなかったが、60cm超えの良型が出たのは価値がある。林遊船が竿頭3本、新明丸が竿頭1本(船中5本)とやや差がついた。水温20℃台はマゴチの本格シーズン入りを示す温度帯で、エサとなるハゼやメゴチの動きが活発になる時期。今後7月に向けてさらに数が伸びる可能性が高い。

マダイ

爆釣
竿頭 5 大松丸

大松丸が竿頭5本でマダイとしては爆釣水準。船中最低でも2本と全員安打を達成しており、剣崎沖のノッコミが好調に推移していることを示す。前回6/6の竿頭3本から2本上乗せし、週間最高値を記録。出船は1船宿のみだが、この数字は注目に値する。

スルメイカ

まずまず
竿頭 25 一之瀬丸
サイズ 25〜35 cm 一之瀬丸

一之瀬丸が竿頭25本を記録。前回6/7の29本からやや減少したが、0〜25本と個人差が大きく、乗りムラのある展開だった模様。25〜35cmの中型主体で、群れが入れば連発するが途切れると沈黙するという、この時期のスルメイカらしいパターンが続いている。

船宿スコアボード

船宿マアジシロギスタチウオマダコその他
粂丸竿頭143
長崎屋竿頭135竿頭4
須原屋竿頭80
黒川丸竿頭26竿頭79
弁天屋竿頭41竿頭76竿頭11
つり幸竿頭62竿頭8アナゴ竿頭38
鈴福丸竿頭62
林遊船竿頭50マゴチ竿頭3
ひらの丸竿頭23
こうゆう丸竿頭17
石川丸竿頭8竿頭17
一之瀬丸竿頭20竿頭14竿頭7マゴチ竿頭5・スルメイカ竿頭25
洋平丸竿頭