4月24日の東京湾マアジが主役の一日。海福丸第二泉水がともに竿頭100本の爆釣を記録し、教至丸も71本と好調。弁天屋シロギスは竿頭54本で好調水準に達した。一方、マゴチは竿頭1本と厳しく、マダコ川崎丸が翌25日の開幕を控えた試し釣りで竿頭3杯にとどまった。

今日の海況と釣果への影響

天気一部曇り ⛅
気温14.0℃
水温16.4℃
北東 3.5m/s
0.4m
潮回り小潮

北東の風3.5m/sで波は0.4mと穏やかな海面が広がった。ただし最大瞬間風速は9.3m/sを記録しており、時折吹き付ける突風がキス釣りなど繊細な釣りにはやや影響を与えた模様。全体としては出船に問題ないコンディションで、6船宿が各ターゲットに向けて竿を出した。

水温16.4℃は4月下旬の東京湾としては平年並み。アジにとっては最適な活性域に入っており、走水沖の深場で群れが固まっていたことが爆釣の背景にある。一方、マゴチの本格シーズンにはあと1〜2℃の上昇が欲しいところ。小潮で潮流が弱かったため、キスのように潮の動きに敏感な魚種は拾い釣りを強いられる展開となった。

現場の声

教至丸の船長によると、朝イチのポイントでは反応が薄かったものの、2カ所目に移動してからは終日移動なしで好調が持続。中型メインにダブル・トリプルが頻発し、船中の釣果ムラも少なかった。「朝のうちは肌寒かったが途中から風も落ち着いた」とのコメントからも、後半にかけてコンディションが改善したことがうかがえる。

教至丸

朝イチはハズしたが2カ所目から好調。中型メインにダブル〜トリプルで楽しめた。途中から風も落ち着き、移動なしで帰りまで釣れ続けた。

走水沖の水深50〜60mを攻めた海福丸は、船長コメントこそ簡潔だが、竿頭100本という数字がすべてを物語る。この水深帯は走水の定番ポイントで、小潮の緩い潮でもアジの群れが底付近にしっかり溜まっていたことが爆釣につながった。

海福丸

走水沖、水深50〜60mで操業。

弁天屋のキス船は、船長が「潮が流れず転々と拾い釣り」と振り返るとおり、小潮の潮止まりに苦しんだ。それでも竿頭54本を叩き出した腕達者がいた一方、船中最低は8本と大きな差が開いている。ポイント移動を繰り返す拾い釣りでは、仕掛けの投入テンポと手返しの速さが釣果を分けた格好だ。

弁天屋(キス船)

潮が流れず転々と拾い釣り。数が伸びなかった。

そして注目は川崎丸のマダコ。翌25日の正式開幕を控えた試し釣りで竿頭3杯を記録。船長は「昨年は空前絶後の爆釣だったが、あれは50〜100年に一度」と冷静に語りつつも、匹数制限15杯を設定するほどの期待感をにじませている。開幕2日間はすでに2船体制で満員御礼。東京湾のマダコシーズンが本格始動する。

川崎丸

お待たせしました、今年もマダコの季節がやってきた。4/25開幕で2船体制。昨年のような釣れ方は50〜100年に一度だが、匹数制限15杯でお守りください。

魚種別コンディション

マアジ

爆釣
竿頭 100 海福丸第二泉水
最大 45 cm 教至丸

竿頭100本はアジとしては文句なしの爆釣水準。4船宿が出船し、うち2船宿で竿頭100本、教至丸でも71本と軒並み好調を記録した。水温16.4℃はアジの活性が最も高まる適温帯で、走水沖50〜60mの深場に群れが密集していた。弁天屋のみ竿頭44本とやや控えめだが、これでもアジとしてはまずまず〜好調の水準。GW前にして東京湾のアジは絶好調期に突入しており、週末も継続が期待できる。

シロギス

好調
竿頭 54 弁天屋
サイズ 16〜23 cm 弁天屋

竿頭54本はキスとしては好調の水準。ただし船長が「潮が流れず拾い釣り」と語るとおり、小潮の影響で群れが散り、船中最低は8本と大きなムラが生じた。腕の差が如実に出る一日だったが、23cmの良型も混じっており型は申し分ない。潮が大きく動く中潮〜大潮に変わればさらなる束釣りも視野に入る。

マゴチ

厳しい
竿頭 1 弁天屋
最大 46 cm 弁天屋

竿頭1本はマゴチとしては厳しいレベル。0〜1本の釣果で船中ボウズも出ている。水温16.4℃はマゴチが動き始める境目だが、本格的な荒食いには18℃以上が欲しいところ。ただし46cmの型が出ていることから、ポイントには魚は入ってきている。GW以降、水温上昇とともに一気に火が付く可能性がある。

マダコ

まずまず
竿頭 3 川崎丸

竿頭3杯はマダコとしてはまずまずの水準。正式開幕前日の試し釣りとしては十分な手応えで、タコが浅場に寄ってきていることを確認できた。川崎丸は翌25日に2船体制で開幕し、すでに満員御礼。昨年の記録的な爆釣の再現は難しいとしても、シーズン初期の数釣りに期待が高まる。

トラフグ

厳しい
竿頭 1 萬栄丸

竿頭1本で船中ボウズも発生。トラフグのシーズンは冬場が本番で、4月下旬はシーズン終盤。水温の上昇とともに群れが散っており、数を伸ばすのは難しい状況が続く。

船宿スコアボード

船宿マアジシロギスマゴチマダコその他
海福丸竿頭100本(〜40cm)
第二泉水竿頭100本(〜29cm)
教至丸竿頭71本(〜45cm)
弁天屋竿頭44本(〜30cm)竿頭54本(〜23cm)竿頭1本(46cm)サワラ〜2本 / 青物ルアー〜7本 / マダイ〜1本
川崎丸竿頭3杯
萬栄丸トラフグ〜1本

MVP: 本日最も好成績を収めた船宿

本日のMVPは竿頭100本・船中最低38本という圧巻のアジ釣果を叩き出した海福丸。走水沖の群れを的確に捉え、船中全員が30本以上を確保した安定感が光る。第二泉水も同じく竿頭100本だが、サイズはやや小ぶりで最大29cm。大型狙いなら最大45cmが出た教至丸、多彩なターゲットを1日で楽しむなら5魚種以上が狙える弁天屋と、各船宿の個性が際立つ一日だった。

今後7日間の予報

週末の25日(土)は風が収まり絶好の釣り日和。26日(日)も凪が続くが降水確率がやや高い。27日(月)は南岸低気圧の影響で風速13m/sと荒れ模様の予報で、出船判断に注意が必要。GW前半の28日(火)以降は徐々に回復傾向で、大潮に切り替わる30日(木)は潮も味方する好条件が整う。

日付天気判定
4/24(金)14℃12.2m/s0.6m小潮△要注意
4/25(土)17℃6.8m/s0.3m小潮○まずまず
4/26(日)16℃3.9m/s0.3m長潮◎釣り日和
4/27(月)15℃13.0m/s0.9m若潮△要注意
4/28(火)21℃10.0m/s1.2m中潮△要注意
4/29(水)19℃9.5m/s1.2m中潮△要注意
4/30(木)18℃4.3m/s0.5m大潮◎釣り日和