今日の海況と釣果への影響

天気ほぼ晴れ 🌤
気温15.6℃
水温15.9℃
北東 1.9m/s
0.98m
潮回り大潮(月齢1.6)

4月18日の東京湾は、北東の微風に穏やかな波と絶好の釣り日和。大潮初日で潮の動きが大きく、朝の満潮から昼前の干潮にかけて下げ潮がしっかり効く時間帯があり、底物・回遊魚ともにチャンスの多い一日となりました。週末の好天も重なり、各船宿とも満員御礼の盛況ぶり。

水温15.9℃は4月中旬としてはやや高め。マゴチにとっては捕食行動が本格化する「スイッチオン」の温度域に入っており、今日の爆釣はまさにその恩恵です。キスやアジといったエサとなる小魚も活発に動くため、湾内全体の食物連鎖が一気に回り始めた印象を受けます。大潮の潮流がベイトを一箇所に集め、フィッシュイーターの食いを後押しした構図と言えるでしょう。

一方、トラフグだけは潮の速さが仇になった側面があります。速潮でオマツリが多発し、繊細なアタリを取りづらいコンディション。魚種によって大潮の恩恵・弊害がはっきり分かれた点が、今日の東京湾の興味深い特徴です。

現場の声

今日は複数の船長から貴重な現場情報が寄せられています。特に注目すべきは、アジのポイント選びに苦戦しつつも腕で結果を出した船宿と、開幕初日を飾った夜アナゴの好感触です。

いわた(LTアジ&シロギスリレー船)

アジからスタートし本牧沖へ。前回好調だった周辺から始めたが反応のみで型を見た程度。速潮の中、じっくり我慢して尺アジ混じりでポツポツ。キスは近場のポイントで何とかポツポツ拾えた。

いわた丸のコメントからは、本牧沖のアジが「反応はあるが食わない」というもどかしい状況だったことが読み取れます。大潮の速潮がアジの口を重くした可能性が高く、尺アジ(30cm級)が混じったのは潮の効くタイミングで大型個体だけが口を使った証拠でしょう。一方で中山丸は竿頭99本という驚異的な数字を記録しており、ポイント選択の差が如実に出た一日です。

えさ政釣船店(トラフグ船)

満員御礼4隻で出船。朝イチは反応あるもアタリ少ないスタート。反応が持ち上がると掛け損じ・バラシを挟みつつバタバタと釣れ、タモ入れが忙しい時間帯も。その後、潮が速くなりオマツリ祭りに。上手へ移動するも不発。本船は2匹が6名、船中17匹。

えさ政釣船店は4隻体制で船中17匹。1船あたり約4匹のペースで、トラフグとしてはまずまずの水準です。「反応が持ち上がると食う」というパターンは、底ベッタリだったフグが潮の変わり目で浮いた瞬間にスイッチが入ったことを示唆。速潮でのオマツリ多発は大潮特有の悩みで、ハリス長を短めに調整するなどの対策が有効だったはずです。

かみや(夜アナゴ船)

今夜からアナゴ開幕。先行の仲間船は連日好釣果で昨シーズンより明らかに様子が良い。開始直後から顔を見せ、南西微風で潮通しの良い中、手慣れ組中心にポツポツ。開始30分で船中50本以上は久しぶりの好感触。

かみや丸のアナゴは今季開幕初日で竿頭30本。開始30分で船中50本超という驚異的なペースは、水温上昇に伴いアナゴが浅場に集結している証。昨シーズンを上回る好発進で、今後さらに水温が上がるGWに向けて期待が膨らむ展開です。

かみや(カサゴ&アジ リクエスト乗合)

カサゴは近場周辺で25cm級が主体。サイズは揃うがアタリの間が長い。アジは本牧周辺があまり良くなく苦戦気味。

カサゴの25cm級主体という情報は、水温上昇で中小型が散ったぶん大型が居付きポイントに残っている「型狙い」の好機を示しています。数は伸びにくいものの、サイズの揃いは抜群。カサゴファンには見逃せないコンディションです。

魚種別コンディション

マゴチ

爆釣
竿頭 16 深川吉野屋
最大 62 cm 弁天屋

竿頭16本はマゴチとしては文句なしの爆釣水準。7船宿が出船しており、深川吉野屋が竿頭16本(40〜58cm)、新明丸が竿頭9本(36〜57cm)、弁天屋が竿頭8本(最大62cm)と3船宿でツ抜け前後の好記録が続出。一之瀬丸が竿頭6本(最大60cm)、かみやが竿頭6本(最大58cm)、ミナミ釣船が竿頭5本(最大58cm)、が竿頭5本(最大55cm)。水温15.9℃で捕食スイッチが完全に入っており、大潮の下げ潮でエサのハゼやキスが浅場に集まったタイミングと合致。60cm超の大判も複数上がっており、サイズ・数ともにシーズン序盤としては出来すぎの一日。今後水温がさらに上昇する5月に向けて、本格シーズン突入を予感させる爆発ぶりです。

シロギス

爆釣
竿頭 150 須原屋
最大 24 cm いわたミナミ釣船

竿頭150本はキスとしても爆釣の一言。7船宿が出船し、須原屋が竿頭150本で圧倒的トップ。新明丸が竿頭64本(13〜23cm)、豆やが竿頭53本(13〜23cm)、弁天屋が竿頭50本(17〜23cm)と50本超えが4船宿。荒川屋が竿頭41本、いわたが竿頭32本、ミナミ釣船が竿頭11本。水温15℃台は浅場のキスが一斉に活発化する黄金ゾーンで、大潮の潮流が砂底のエサを巻き上げて食い気を誘発。24cmの良型が混じる点も見逃せず、天ぷらネタとしても最高のコンディション。

マアジ

爆釣
竿頭 99 中山丸
最大 40 cm 荒川屋

竿頭99本はアジとしても爆釣級。10船宿が出船し、中山丸が竿頭99本(17〜30cm)で圧巻のトップ。弁天屋が竿頭76本(18〜28cm)、荒川屋が竿頭63本(23〜40cm)と3船宿で50本超を記録。須原屋が竿頭50本、鴨下丸が竿頭49本(18〜30cm)、ミナミ釣船が竿頭38本(15〜31cm)、深川吉野屋が竿頭35本(16〜33cm)、いわたが竿頭26本(16〜30cm)、一之瀬丸が竿頭24本(17〜26cm)、かみやが竿頭19本(16〜25cm)。荒川屋の40cmは「ギガアジ」クラスで特筆もの。船宿によりムラが出た背景には、本牧沖のポイントが速潮で食い渋ったことが挙げられ、別ポイントに移動できた船宿が大漁に恵まれた構図です。

マアナゴ

好調
竿頭 30 かみや中山丸
最大 45 cm 中山丸

かみや丸の今季開幕初日で竿頭30本は上々のスタート。中山丸も竿頭30本(25〜45cm)と同数を記録。船長によれば「開始30分で船中50本超」と驚異的なペースで、昨シーズンを上回る好発進。水温上昇でアナゴが浅場に集まりやすくなっており、GWに向けてさらなる大爆発が期待される。夜釣り派には見逃せないシーズン到来です。

ショウサイフグ

やや渋い
竿頭 7 新明丸
最大 38 cm 新明丸

竿頭7本はショウサイフグとしてはやや渋い水準。新明丸のみの出船で0〜7本と釣り座による差が大きい結果に。ただし38cmの良型が出ている点は評価でき、数よりサイズで勝負できる時期。大潮の速潮はフグの繊細なアタリを取りにくくする要因で、中潮〜小潮の穏やかな潮回りに好転が見込めます。

タチウオ

やや渋い
竿頭 4 一之瀬丸深川吉野屋
最大 120 cm 深川吉野屋

竿頭4本はタチウオとしてはやや渋い結果。一之瀬丸が竿頭4本(70〜90cm)、深川吉野屋が竿頭4本(80〜120cm)で、ボウズも出る厳しい展開。ただし深川吉野屋で120cmの「ドラゴン級」が出ており、群れに当たれば大物の可能性も。春のタチウオは接岸パターンが安定しにくく、日ムラが大きい時期。潮が落ち着く中潮後半〜小潮で再チャレンジが吉です。

マダイ

まずまず
竿頭 3