天気晴れ ☀️
気温16.7℃
水温16.0℃
北 4.3m/s
0.84m
潮回り大潮

4月15日の東京湾は、晴天・北風4m/s台・波1m未満と、船釣りにとってほぼ理想的なコンディションが揃いました。大潮で潮の動きが大きく、とくに上げ潮のタイミングでエサとなる小魚の活性が上がり、フィッシュイーターも追い食い連発。風裏になるポイントが多く、キス・アジ・マゴチいずれも手返しの良い釣りが展開できた一日です。

水温16.0℃は4月中旬としてはほぼ平年並み。マゴチが本格的に捕食モードに入る15〜18℃の「ど真ん中」に位置しており、今日の爆釣劇を支えた最大の要因と言えます。アジも産卵前の荒食い期に差しかかっており、群れが厚く回遊するこの水温帯は数釣りの絶好機。シロギスも砂地に散らばり始め、ポイントの選択肢が広がった分だけ「巧い人が圧倒的に伸ばす」展開になっていました。

総じて「春の東京湾のポテンシャルが一気に開花した」一日。水温がさらに1〜2℃上昇すれば、まだまだ上積みが期待できる好循環の入り口です。

現場の声

本日は複数の船長から非常に情報量の多いコメントが寄せられました。共通しているのは「ポイント選びと手返しが釣果を大きく左右した」という点。大潮の潮流に乗ったタイミングで手を止めなかった人が圧倒的に数を伸ばした構図です。

いわた(シロギス船)

水温上昇でエリアが広範囲に。手探りスタートでどこでも型は見られたがポツリポツリ。上げ潮でも大きく変わらず、ポイントを大きく移動した後に「誘いのパターン」をつかんだ方が毎投ヒット・ダブルも多数。ラスト2時間で50〜60匹以上伸ばしたお客様もいた。トップ84匹、2番手75匹は共に1本竿。赤クラゲはそこまで酷くなく、ピンサイズは見なかった。マコガレイも数枚混じった。

いわたの船長コメントからは「入れっぱなし厳禁」という明確なメッセージが読み取れます。水温が上がりエリアが広がった分、シロギスが薄く散っている状態。ただし正しい誘いパターンを見つけた人は毎投ヒットという圧倒的な差がついており、仕掛けチェックと餌交換をこまめに行う「攻めのキス釣り」が求められる段階に入っています。ラスト2時間で50匹以上というのは、上げ潮後半に群れが固まったタイミングと誘いのマッチングが噛み合った証拠です。

かみや(ショートアジ船)

ストラクチャー周りからスタートし反応はすぐ見つかり順調な滑り出し。サイズも良くペースが上向くも、釣る人と釣れない人の差が激しくタナ合わせが重要な鍵に。本牧沖へ移動後は良型揃いで段々と上向き、トップ63尾。

かみやの船長が指摘する「タナ合わせが鍵」は、この時期のアジ釣りで最も重要なポイント。潮が速い大潮では仕掛けが流されてタナがずれやすく、コマメにタナを取り直せる人だけが安定して掛けていく展開です。本牧沖へ大きく移動する判断が功を奏し、良型揃いのアジを拾えたという流れも見逃せません。

一之瀬丸(トラフグ船)

今日もアタリ活発。2番手4匹多数でバラシも多い。貴重なアタリをモノにしてほしい。

一之瀬丸のトラフグは竿頭5本と、トラフグ釣りとしてはかなり好調な部類。「アタリ活発だがバラシ多数」というコメントは、フグ特有の繊細なアタリの取り方が釣果を二極化させている典型的なパターン。大潮の速い流れの中でアタリを拾えるかどうかが勝負の分かれ目となっていました。

魚種別コンディション

マアジ

爆釣
竿頭 132 鴨下丸
最大 40.0 cm 荒川屋

竿頭132本は「アジとしては爆釣」の水準を大きく超える圧巻の数字。8船宿が出船し、鴨下丸が132本、中山丸が99本、弁天屋が94本、須原屋が80本と、4船宿で竿頭50本超えの「爆釣」認定。大潮の潮流に乗って群れが湾内各所に回遊し、産卵前の荒食いモードが全開となっている。サイズも18〜30cmの中〜良型主体に、荒川屋では40cmクラスも顔を出しており、数・型ともに文句なし。水温16℃台が維持される限り、この好調は続く見通し。

マゴチ

爆釣
竿頭 16 深川吉野屋
最大 59.5 cm 弁天屋

竿頭16本は「マゴチとしては爆釣」。8本以上で爆釣認定のところ、深川吉野屋がダブルスコアの16本を叩き出した。新明丸も竿頭10本(36〜58cm)、弁天屋が竿頭7本(最大59.5cm)と3船宿が好調以上。ミナミ釣船は竿頭3本にとどまったが、これでも「まずまず」の水準。水温16℃はマゴチの適水温ど真ん中で、ハゼやメゴチなどのベイトが活発に動く条件が整った結果の爆釣劇。今シーズンの東京湾マゴチは例年以上に期待できる展開。

シロギス

好調
竿頭 84 いわた
最大 24.0 cm いわた

竿頭84本は「シロギスとしては好調」で、あと一歩で爆釣ラインに届く見事な数字。いわたが84本、弁天屋が66本、荒川屋が63本と3船宿すべてが好調水準。ピンサイズ(10cm以下)がいないという船長コメントも頼もしく、14〜24cmの中〜良型主体で釣り応え十分。水温上昇でポイントが広範囲に散った分、「誘い方のパターンをつかめた人」が大爆発する展開。攻めの姿勢で臨める中級者以上にとっては100本超えも視野に入る好コンディションが続いている。

タチウオ

まずまず
竿頭 8 深川吉野屋
最大 129.0 cm 深川吉野屋

竿頭8本は「タチウオとしてはまずまず」の水準。出船は深川吉野屋の1船宿のみだが、4〜8本という釣果幅はボウズなしの安定感を示している。129cmの指5本級が混じっており、サイズ的にも満足度は高い。春のタチウオは群れがまだ固まりきっていない時期だが、大潮の潮流がベイトを寄せたタイミングで連発した可能性が高い。今後水温がさらに上がれば群れが濃くなり、ツ抜けも狙える展開へ。

トラフグ

まずまず
竿頭 5 一之瀬丸
最大

3船宿が出船し、一之瀬丸が竿頭5本、川崎丸が4本、中山丸が3本。トラフグ釣りは1日1〜3本で御の字の世界なので、竿頭5本は上々の結果。一之瀬丸の船長が「アタリ活発でバラシ多い」と語っているように、活性自体は高い。大潮の速い潮の中でいかにフグの繊細なアタリを掛けるかが技術の見せどころで、腕の差が顕著に出た一日。

ショウサイフグ

やや渋い
竿頭 5 新明丸
最大 45.0 cm 新明丸

竿頭5本は「ショウサイフグとしてはやや渋い」水準。0〜5本と釣果にバラつきが大きく、ボウズも出ている。ただし最大45cmの良型が混じっており、サイズで勝負するなら悪くない。大潮の速い潮でフグが散った可能性があり、中潮〜小潮でポイントに群れが溜まるタイミングの方が数は出やすいだろう。

マコガレイ

好調
竿頭 7 荒川屋
最大 45.0 cm 荒川屋

荒川屋から竿頭7本、最大45cmという嬉しい数字が報告された。春はマコガレイの「花見ガレイ」シーズン。水温16℃台は産卵後の回復期にあたり、体力をつけるために積極的にエサを追う個体が増えるタイミング。いわたの船長も「マコガレイが数枚混じった」とコメントしており、キス釣りの外道としても期待できる状況が続いている。

サワラ

厳しい
竿頭 1 弁天屋
最大 76.0 cm 弁天屋

弁天屋で0〜1本、76cmが1本上がったのみ。サワラの回遊はムラが大きく、当たれば連発するが外れるとゼロという典型的なパターン。ただし76cmというサイズは立派なワラサ級で、群れが入れば