天気曇り ☁️
気温13.2℃
水温15.9℃
北北東 1.7m/s
0.48m
潮回り大潮

本日の東京湾は北北東の微風で波も0.5m以下と、まさに「ベタ凪」と呼べるコンディション。曇天で日差しこそなかったものの、風による体感冷えもなく、終日快適な釣り日和に恵まれました。大潮による潮の動きも効いて、複数魚種で活性の高さを感じさせる結果が出ています。

注目すべきは水温15.9℃という数字です。東京湾の春としては順調な上昇カーブで、アジやキスにとってはエサを積極的に追い始める「スイッチオン」の適水温帯。マゴチも15℃を超えるとエサとなるハゼやキスが底付近で活発に動くため、捕食モードに入りやすくなります。さらに大潮の大きな潮流がプランクトンを攪拌し、ベイトフィッシュを活性化させたことが全体の好釣果に繋がったと考えられます。

一方、トラフグも3船宿が出船して軒並み好成績。この時期特有の産卵絡みの荒食いパターンが始まっている可能性が高く、今後数週間はチャンスが続きそうです。

現場の声

今日の東京湾は各船宿とも賑わいを見せ、特にトラフグとアジで興奮のコメントが寄せられました。船長の声から現場の熱気が伝わります。

えさ政釣船店(トラフグ船)

3隻出しで大盛況。「とにかく凄い釣れ方」で5本・4本・3本が多数。船全体で150匹ほどが上がり、捌き場がバタバタになるほどの忙しさだった。

えさ政釣船店の船長が「とにかく凄い」と興奮を隠せないほどのトラフグラッシュ。3隻で合計約150匹という数字は、乗船者数を考えると1人あたり3〜5本ペースで掛かっていた計算になります。トラフグとしてはこの上ない好調日で、産卵期に向けた群れの集結が本格化していることを示しています。

一之瀬丸(トラフグ船)

「バタバタやれました!!!」と船長も大興奮。コンスタントにアタリが出る展開だった。

一之瀬丸も同様にトラフグが絶好調。「バタバタやれた」という表現は、待ち時間なく次々とアタリが出た証拠です。竿頭5本は好調の水準で、船中全員が最低1本はキャッチしている安定ぶり。えさ政と合わせて考えると、湾奥から金沢八景にかけての広いエリアでトラフグの群れが回遊していたと推測できます。

川崎丸(トラフグ船)

2号船の船体整備が完了し戦力強化。翌日以降も凪予報で釣り日和が続く見通しと案内。トラフグ船の詳細を公式ページで丁寧に解説中。

川崎丸は竿頭3本と他の2船宿に比べるとやや控えめながら、全員安打の堅実な釣果。富津エリアは湾口寄りで潮の影響を受けやすく、大潮のタイミングでは群れの動きが速くなる傾向があります。2号船の整備完了で今後は2隻体制でのフル出船が可能となり、予約枠の拡大も期待できます。

魚種別コンディション

マアジ

爆釣
竿頭 133 弁天屋
最大 40 cm 荒川屋

竿頭133本は「爆釣」を大きく超える圧巻の数字。4船宿すべてが竿頭50本以上を記録し、湾全体でアジが高活性だったことが明確です。水温15.9℃はアジにとってエサを荒食いする好適温度帯で、大潮の潮流がコマセの効きを増幅させた結果でしょう。荒川屋では最大40cmの良型も交じり、数だけでなくサイズも申し分ない展開。鴨下丸も竿頭123本と三桁越えで、船中の最低が88本という驚異的な底上がり。今の東京湾アジは間違いなくハイシーズンに突入しています。

シロギス

好調
竿頭 82 弁天屋
最大 24 cm 弁天屋新明丸

竿頭82本はキスとしては「好調」に該当する見事な数字。弁天屋が竿頭82本(17〜24cm)でトップ、荒川屋が竿頭60本(17〜22cm)、新明丸が竿頭52本(13〜24cm)と3船宿とも安定して数が伸びました。水温が15℃を超えてキスが浅場へ移動し始める時期で、大潮の干満差が大きい日はエサとなるゴカイ類が砂から出やすくなり捕食が活発化します。24cmクラスの良型が各船宿で顔を出しており、型も揃ってきた印象です。

マゴチ

好調
竿頭 6 新明丸
最大 61 cm 弁天屋

新明丸が竿頭6本(36〜60cm)で本日の数トップ、弁天屋が竿頭3本ながら最大61cmの良型を記録。竿頭6本はマゴチとして「好調」の水準で、4月中旬にしてシーズンが本格化している手応えを感じさせます。水温15.9℃はマゴチの活動が活発化するボーダーラインを越えており、エサのハゼやキスの動きも良い時期。大潮の潮流がボトム付近の濁りを適度に出し、マゴチの警戒心を下げたことも奏功したと考えられます。水温が17〜18℃に達する5月にかけてさらなる爆発が期待できるターゲットです。

ショウサイフグ

まずまず
竿頭 8 新明丸
最大 42 cm 新明丸

竿頭8本はショウサイフグとして「まずまず」の評価。新明丸のみの出船データですが、最大42cmの大型が交じっている点は注目。春のフグは産卵を控えて体力を蓄えるため、白子入りの良型が狙える好時期です。船中の最低が1本と釣果に差が出やすい展開で、カットウ釣りの繊細なアタリを取る技術が明暗を分けた模様。大潮で底潮が速かったことがフグ特有のついばむアタリを取りにくくした面もあるでしょう。

トラフグ

好調
竿頭 5 えさ政釣船店一之瀬丸
出船 3 船宿

トラフグはマダイ基準に近い高級ターゲット。竿頭5本は文句なしの「好調」です。えさ政釣船店は3隻出しで船全体約150匹という圧巻の釣果を叩き出し、一之瀬丸も竿頭5本で全員安打、川崎丸も竿頭3本と堅調。春の産卵シーズンに向けた接岸が本格化しており、群れが濃い今がまさに狙い時。大潮の潮流に乗ってエサを追う個体が多く、アタリが途切れない展開が各船宿で見られました。

マダイ

まずまず
竿頭 5 一之瀬丸

竿頭5本はマダイとして「爆釣」に該当する非常に良い数字。ただし一之瀬丸1船宿のデータのみで、船中0〜5本とバラつきが大きい点はやや気になります。ボウズもいる中で竿頭が5本出たということは、テクニック差が釣果に直結する「型狙い」の展開だったと読めます。大潮の強い流れの中でコマセワークをいかに正確に合わせるかが鍵だったでしょう。乗っ込みシーズンに入りつつあり、今後さらに数が伸びる可能性を秘めています。

マコガレイ

まずまず
竿頭 3 荒川屋
最大 44 cm 荒川屋

荒川屋のみの釣果で竿頭3本、最大44cm。マコガレイは狙って数を出すのが難しいターゲットで、3本は健闘の部類です。44cmは食べ応え十分の良型。春は産卵後の回復期で、水温上昇とともに浅場で積極的にエサを追い始める時期にあたります。キス釣りの外道として掛かることも多く、キスと同じポイントを攻める方はお土産に期待できるでしょう。

船宿スコアボード

船宿マアジシロギスマゴチトラフグその他
弁天屋竿頭133本竿頭82本竿頭3本サワラ1本
鴨下丸竿頭123本
新明丸竿頭52本竿頭6本Sフグ竿頭8本
一之瀬丸竿頭76本竿頭5本マダイ竿頭5本
荒川屋竿頭60本竿頭60本マコガレイ3本
えさ政釣船店竿頭5本
川崎丸