天気曇り ☁️
気温15.1℃
水温15.6℃
北北東 2.2m/s
0.42m
潮回り中潮

4月13日の東京湾は、曇天ながら風は北北東2.2m/sと穏やかで波も0.4m台。瞬間風速こそ5.0m/sを記録したものの、終日ベタ凪に近い絶好の釣り日和となりました。えさ政釣船店の船長も「ベタ凪の釣り日和」と太鼓判を押すコンディションです。

水温15.6℃は4月中旬としては順調な推移。マゴチが本格的に動き出す16℃ラインに迫っており、エサとなるハゼやキスの活性も上がっています。実際、この水温帯はアジ・キスの適水温ど真ん中で、両魚種が爆発的な釣果を叩き出した最大の要因と言えます。

中潮で潮の動きは中程度。朝の干潮(08:51)から上げ潮に転じる時間帯がちょうど釣りの前半戦と重なり、潮が効き始めるタイミングで魚の活性が上がった船宿が多く見られました。

現場の声

本日は複数の船長から詳細なコメントが寄せられており、現場のリアルな状況が浮かび上がります。特にマゴチ船とトラフグ船から興味深い情報が得られました。

かみや(マゴチ船)

出船人数ギリギリの少人数で出航。序盤はアタリが出るもバラシが多く苦戦。ポイント移動を繰り返し、潮通しの良い場所で仲間船が順調に掛けている状況を確認。ルアーで攻めた釣り人が最大56cmを含む7本で竿頭に。全員安打は達成。

かみやの船長コメントからは、ポイントによって潮通しに明確な差があったことが読み取れます。「潮通しあり順調」というフレーズは、中潮の上げ潮が効くエリアとそうでないエリアの差がはっきり出たことを示唆しています。バラシが多かった点は、水温がまだ本格シーズンの16〜18℃に達していないため、マゴチの食い込みがやや浅かった可能性があります。ルアーで7本を仕留めた釣り人の技量も光りますが、エサ釣りでもしっかりアワセのタイミングを見極めれば数は伸ばせる状況だったと言えるでしょう。

えさ政釣船店(トラフグ船)

2隻出しの盛況。ベタ凪でポツリポツリと拾い釣りの展開。竿頭は納竿30分前にリミットメイク(5本)を達成。反応は十分にある。船中合計26匹(1号船23匹、竿頭4匹が3名)。

えさ政のトラフグは竿頭5本で、トラフグとしてはまずまずの釣果。「反応あります」「チャンスです」という船長の言葉からは、魚の群れ自体は確認できており、食いのスイッチが入るかどうかの勝負であることが伝わります。納竿間際にリミットメイクした展開は、潮が動く時間帯にチャンスが集中する典型的なパターンです。

一之瀬丸(トラフグ船)

反応は広範囲に展開し「激アツ反応アリアリ」ながら、バラシが非常に目立つ厳しい展開。竿頭2本にとどまる。

一之瀬丸のトラフグは反応がありながら竿頭2本と苦戦。「とてつもなくバラシが目立った」というコメントは、フグ特有の繊細なアタリに対してアワセが合わなかったことを意味します。反応自体は活発なので、カットウ釣りの腕が試される状況。次回以降、潮が大きく動く大潮周りで食い込みが改善される可能性は十分あります。

魚種別コンディション

マアジ

爆釣
竿頭 148 弁天屋
最大 30 cm 荒川屋鴨下丸

竿頭148本は文句なしの爆釣。アジとしては50本で好調ラインだが、その3倍近い驚異的な数字です。9船宿が出船し、弁天屋が竿頭148本(18〜28cm)、須原屋が竿頭100本、いわたが竿頭84本、中山丸が竿頭70本と、複数船宿で50本超えが続出。水温15.6℃はアジの適水温ど真ん中で、中潮の上げ潮に乗ってコマセに群がる好条件が重なりました。サイズも15〜30cmと幅があり、良型混じりでクーラー満タンの釣り人が続出したと推察されます。4月は東京湾アジのベストシーズン入り口。今後水温がさらに上がれば、この勢いは当面続く見込みです。

シロギス

爆釣
竿頭 97 新明丸
最大 24 cm 新明丸荒川屋

竿頭97本はキスとしてもほぼ爆釣ラインの100本に迫る圧巻の数字。新明丸が竿頭97本(13〜24cm)、荒川屋が竿頭76本(17〜24cm)、弁天屋が竿頭55本(17〜23cm)と、上位3船宿がいずれも好調〜爆釣水準を記録。唯一ミナミ釣船が竿頭16本とやや渋い結果でしたが、これはリレー釣りで時間が限られた可能性があります。水温15℃台はキスが浅場に寄り始める時期で、砂地のポイントに群れが集中。24cmクラスの良型も混じり、天ぷらサイズの数釣りが楽しめた一日です。

マゴチ

好調
竿頭 7 かみや深川吉野屋
最大 62.5 cm 弁天屋

竿頭7本はマゴチとして好調の水準(5〜7本が好調ライン)。5船宿が出船し、かみやが竿頭7本(35〜56cm)、深川吉野屋が竿頭7本(38〜59cm)と2船宿が並んでトップ。弁天屋は竿頭6本ながら最大62.5cmの大判を記録。新明丸が竿頭4本(36〜53cm)、ミナミ釣船が竿頭3本(35〜51cm)と続きます。水温15.6℃はマゴチが本格始動する直前の温度帯で、すでにこれだけ釣れているのは今シーズンの魚影の濃さを示唆。かみやの船長コメントでは「潮通しの良いポイントで順調」とあり、ポイント選びが明暗を分けた一日でした。16℃を超えればさらなる爆発が期待できます。

トラフグ

まずまず
竿頭 5 えさ政釣船店
出船 2 船宿

トラフグはショウサイフグの好調基準をそのまま当てはめるのは難しいものの、竿頭5本は「まずまず」の評価。えさ政釣船店が竿頭5本で船中26匹(2隻合計)と健闘。一方一之瀬丸は竿頭2本にとどまり、「反応は激アツだがバラシが目立つ」という悔しい展開。反応自体は広範囲に確認されており、潮の条件が噛み合えば好転する可能性大。大潮周りの4月17〜18日あたりが次の狙い目です。

ショウサイフグ

やや渋い
竿頭 7 新明丸
最大 38 cm 新明丸

新明丸のみが出船し竿頭7本(20〜38cm)。ショウサイフグとしては好調ラインの15本に届かず「やや渋い」評価。ただし最低が0本でボウズもいることを考えると、腕の差が出やすい状況だったと推測されます。38cmの良型が出ている点はサイズ面でのポテンシャルを感じさせます。水温が上がりフグの群れが安定すれば、ツ抜けも視野に入ってくるでしょう。

マコガレイ

まずまず
竿頭 3 荒川屋
最大 44 cm 荒川屋

荒川屋がキス・アジと並行してマコガレイも記録。竿頭3本で44cmの良型を含みます。春のカレイは産卵後の回復期にあたり、数は出にくいものの型が良いのが特徴。キスの外道として狙えるのは嬉しいボーナスです。

船宿スコアボード

船宿マアジシロギスマゴチその他
弁天屋竿頭148本竿頭55本竿頭6本(最大62.5cm)サワラ0〜1本
新明丸竿頭97本竿頭4本ショウサイフグ竿頭7本
荒川屋竿頭58本竿頭76本マコガレイ竿頭3本
須原屋竿頭100本
いわた竿頭84本
中山丸竿頭70本
鴨下丸竿頭60本
一之瀬丸竿頭57本トラフグ竿頭2本 / マダイ0〜1本
深川吉野屋竿頭52本竿頭7本(最大59cm)
かみや