今日の海況と釣果への影響

天気ほぼ晴れ 🌤
気温16.5℃
水温14.4℃
北東 1.6m/s
0.8m
潮回り中潮(月齢18.2)

4月最初の日曜日は、前日の強風が明け方に収まり日中は穏やかな海況に恵まれました。北東の風1.6m/sは「ほぼ凪」と呼べるレベルで、波も0.8mと安定。中潮で適度な潮の動きがあり、多くの魚種にとって好条件が揃った格好です。日中の気温16.5℃は陸上でも過ごしやすく、週末釣行にはもってこいの1日でした。

注目すべきは水温14.4℃という数字です。3月から徐々に上昇を続け、いよいよ多くの魚種が活性を上げるラインに差し掛かっています。キスやアジにとっては食い気が一段と増す温度帯で、マゴチも本格シーズン入り直前の「助走段階」。この水温があと1〜2℃上がれば、マゴチの爆発的な食いが期待できる段階です。

ただし、かみやの船長が指摘するように、明け方は前日の強風の名残が海ホタル付近で風速20m表記と残っていた模様。夜明けとともに急速に収まったため影響は限定的でしたが、朝イチの出船組はやや苦戦したポイントもあったかもしれません。

現場の声

本日は複数の船長から詳細なコメントが寄せられており、現場のリアルな状況が読み取れます。マゴチ船とトラフグ船を中心に、ポイント選択や潮の状況に関する貴重な一次情報が揃いました。

かみや(マゴチ船)

明け方まで昨日の強風が残っていたが、夜明けとともに羽田界隈はピタッと風が収まった。前回好調だったポイント周辺からスタートし、下げ潮もいい感じに流れがありアタリもポツポツと出足良好。ただしエサ盗りのイカが多く、ポイントを大きく移動してエサ盗りの少ないエリアへ。潮通しは緩めだったが、ジックリ攻め返すことで順調に追加を重ねた。

かみやのコメントからは2つの重要な示唆が読み取れます。まず「エサ盗りのイカが多い」という情報。春先の水温上昇に伴い、イカ類がエサを横取りするケースが増えています。マゴチ狙いではエサ(ハゼやサイマキ)の消耗が激しくなるため、エサの持ち数に余裕を持つことが重要です。次に「ジックリ攻め返し」で追加できたという点。潮が緩い時間帯でも粘り強くポイントを探れば結果が出る、という春マゴチの典型的なパターンが表れています。

えさ政釣船店(トラフグ船)

3隻で出船。沖に出るとウネリがあり、南下するほど深波に。風影ポイントから攻めるもシーンとした展開。さらに南下し海が悪い中でポツリポツリと拾い釣り。最大5.4kg、1号船では5.5kgの良型も。全体に3kgオーバーが多く、船中合計8匹。

トラフグ船は3隻体制で出船という人気ぶりながら、ウネリと深波に苦しめられた展開でした。それでも最大5.5kgという堂々たるサイズが出ており、釣れれば良型というのがトラフグ釣りの醍醐味。竿頭2本は厳しい数字ですが、1本5kg超の価値を考えれば十分に報われる釣行だったはずです。

いわた(カサゴ五目船)

カサゴ、アジ、イシモチ、イワシ、メバル、ドンコ、アカメフグ、クロアナゴ、コノシロと多彩な魚種が混じった。

いわたの五目船は最大70cmの大物を含む9魚種以上の多彩な釣果。春の東京湾らしく様々な魚が動き始めており、五目釣りの楽しさが存分に味わえる時期に入っています。

魚種別コンディション

シロギス

爆釣
竿頭 151 新明丸
最大 24 cm 隠居屋

竿頭151本は文句なしの「爆釣」。キスの好調基準が50本以上であることを考えると、その3倍を叩き出した新明丸は圧巻の一言です。船中最低でも98本と、全員が束超え(100本超え)に迫る異次元の数字。隠居屋も竿頭110本と爆釣、弁天屋が竿頭63本で好調、荒川屋が竿頭41本でまずまず。水温14℃台に入りキスの活性が一気に上がった典型的な春の爆釣パターンで、今後さらなる上積みが見込めます。

マアジ

爆釣
竿頭 100 須原屋
最大 28 cm 中山丸

竿頭100本はアジとしても「爆釣」の水準。須原屋が100本、深川吉野屋荒川屋がともに88本、中山丸が66本と、6船宿中4船宿が50本超えを記録。中潮の適度な潮流がアジの群れを活性化させ、15〜28cmの食べ頃サイズが数釣りできる絶好の展開。春のアジは脂が乗り始める時期でもあり、食味の面でも最高の1日でした。

マゴチ

好調
竿頭 8 新明丸
最大 58 cm 新明丸

竿頭8本はマゴチとして「好調」の水準で、6船宿が出船するなど本格シーズンの到来を感じさせます。新明丸が竿頭8本・最大58cmで数・サイズともに本日トップ。かみや深川吉野屋がそれぞれ竿頭7本、一之瀬丸が竿頭6本、ミナミ釣船が竿頭3本。水温14.4℃はマゴチが動き始めるラインで、あと1〜2℃上昇すれば竿頭ツ抜け(10本以上)が当たり前の爆釣期に突入する見込みです。

ショウサイフグ

まずまず
竿頭 11 新明丸
最大 38 cm 新明丸

竿頭11本はショウサイフグとして「まずまず」の評価。新明丸の1船宿のみの出船で、船中3〜11本の幅。最大38cmの良型も混じっており、サイズ面では悪くない内容。春先のフグは水温上昇とともに接岸が進むため、今後の数の伸びに期待が持てます。

マダイ

まずまず
竿頭 4 弁天屋

竿頭4本はマダイとして「好調」寄りの数字ですが、ボウズも出ている点を考慮し「まずまず」の評価。弁天屋が竿頭4本、一之瀬丸が竿頭3本を記録。春のノッコミシーズンが近づいており、水温がもう少し上がれば本格的な食いが始まる時期です。

トラフグ

厳しい
竿頭 2 えさ政釣船店
最大 5.5 kg えさ政釣船店

4船宿が出船したものの、いずれも竿頭2本と数は厳しい状況。ウネリと深波の影響でアタリが取りづらい1日でした。ただしえさ政釣船店で最大5.5kg、3kgオーバーも複数本と「釣れれば大物」のパターン。トラフグは1本の価値が非常に高い魚種のため、数だけでは語れない満足度があります。

船宿スコアボード

船宿シロギスマアジマゴチその他
新明丸竿頭151本竿頭8本(最大58cm)ショウサイフグ竿頭11本
須原屋竿頭100本
深川吉野屋竿頭88本竿頭7本(最大56cm)
荒川屋竿頭41本竿頭88本マコガレイ竿頭4本
隠居屋竿頭110本カサゴ・メバル各竿頭41本
中山丸竿頭66本トラフグ竿頭2本
弁天屋竿頭63本マダイ竿頭4本
一之瀬丸竿頭42本竿頭6本(最大55cm)マダイ竿頭3本・トラフグ竿頭2本
かみや竿頭7本(最大52cm)
竿頭7本(最大53cm)
ミナミ釣船竿頭31本竿頭3本(最大51cm)
えさ政釣船店トラフグ竿頭2本(最大5.5kg)
いわたカサゴ五目竿頭25本(最大70cm)
川崎丸トラフグ2本

MVP: 本日最も