今週のマゴチダイジェスト|新明丸が爆釣水準、週後半に数が伸びる

3月13日〜19日の東京湾マゴチは、マゴチとしては好調〜爆釣と評価できる1週間でした。5船宿が出船し、新明丸が週間竿頭9本(3月16日・17日)を記録。マゴチで竿頭8本以上は爆釣水準にあたり、シーズン序盤としては上々の滑り出しです。

週前半の13日〜14日はやや渋さが残ったものの、15日以降は各船宿で竿頭5本前後が並びました。新明丸で13日に最大61.5cmの大判が飛び出すなど、サイズ面でも見応えのある週となっています。

日別・竿頭本数の推移

13日の竿頭4本(一之瀬丸)からスタートし、14日に新明丸かみやが竿頭5本と並走。15日は新明丸が竿頭7本へ伸ばし、16日・17日に竿頭9本と週間最高値を記録しました。18日は6本とやや落ち着いたものの、マゴチとしては好調水準を維持しています。

船宿別ランキング|新明丸が頭ひとつ抜ける

順位船宿週間竿頭最大サイズ出船回数評価
1新明丸9本61.5cm6回爆釣
2深川吉野屋5本51.0cm2回好調
2かみや5本56.0cm2回好調
2一之瀬丸5本56.0cm2回好調
53本52.0cm1回まずまず

新明丸は週6回出船と圧倒的な出船頻度で、竿頭9本・最大61.5cmと数・サイズ両面でトップ。ただしボウズ(0本)が出る日もあり、船中ムラが大きい点は注意が必要です。16日は0〜9本と差が極端に開いています。

かみやは16日に竿頭5本(最大56.0cm)を記録。船長コメントによると、木更津沖を主戦場に「単発ながら流し返す度に顔は見れる」状況だったとのこと。北風が強い日は風影になるポイントを選ぶ判断が功を奏しています。

深川吉野屋は14日に竿頭2本(やや渋い)と苦戦しましたが、18日は竿頭5本(40〜51cm)と好調水準まで回復。同船の船長によると、富岡沖方面で北風が強くアタリがあっても本アタリに持ち込めない場面が多かったようです。

海況との相関|水温13〜14℃台、北風がアタリを左右

水温の推移

深川吉野屋の船長コメントから、14日の水温は12.3℃、18日は13.5℃と確認できます。週末にかけて最新の海況データでは水温13.9℃まで上昇。この1℃以上の上昇が、週後半の釣果改善に直結したと見てよいでしょう。

マゴチの活性が本格化するのは水温15℃以上とされますが、13℃台後半でも十分にアタリが出る状態です。今週のデータを見ると、水温が13℃を超えた日から竿頭5本以上が安定している傾向が読み取れます。

風と潮の影響

14日は北風10m以上と荒れた海況で、かみやの船長によると「朝から10m以上吹いて木更津沖の風影ポイントを選択」したとのこと。強風下ではアタリが取りづらく、エサを咥えてもすぐ放す場面が多発していたようです。

一方、風が収まった16日〜17日に竿頭9本と爆発。凪の日ほど食い込みが深く、本アタリに持ち込みやすいというマゴチ釣りの基本が如実に表れた週といえます。

タックルアドバイス|春マゴチの基本セッティング

竿・リール

  • 竿: マゴチ専用竿またはライトゲームロッド(2.1〜2.7m)、7:3〜6:4調子
  • リール: 小型両軸リール(PE1〜1.5号を150m以上)
  • 先調子すぎるとアタリを弾くため、穂先が柔らかいものを推奨

仕掛け・オモリ

  • オモリ: 15〜20号(船宿指定に従うこと。新明丸は15号指定)
  • ハリス: フロロカーボン5〜6号、50〜80cm
  • 針: マゴチ針15〜17号(孫針仕掛けが基本)
  • 親針にサイマキ(活きエビ)のツノを刺し、孫針を腹側に掛ける

エサと誘い

  • エサ: サイマキ(活きエビ)が主流。ハゼを使う船宿もあり
  • 底をトントンと叩く「底トン」が基本。着底後にゆっくり持ち上げ、再び底へ
  • 今週は風が強い日にアタリを弾くケースが多発。アタリを感じたら竿先を送り込み、十分に食い込ませてから合わせるのがポイント
  • 50cm超の良型が多いため、取り込み時のタモ入れも慎重に

来週の展望|水温上昇継続ならさらなる好転も

現在の水温13.9℃は3月としてはやや高めの推移です。来週にかけて気温15℃前後の予報が続けば、水温が14℃台を安定的に超える可能性があります。マゴチの活性がもう一段上がるラインに近づいており、竿頭ツ抜け(10本以上)が複数船宿で出てもおかしくない状況です。

潮回りは大潮から中潮へ移行する週。潮が動くタイミングにアタリが集中する傾向があるため、潮変わり前後の集中力がカギになります。

風については、春特有の南西風が入り始める時期。南風は湾奥で波を立てやすいため、出船判断は前日夕方に船宿へ確認するのが確実です。最新の海況は予報ページでチェックしてください。

今週のデータが示すとおり、凪の日を選べば竿頭5〜9本が狙える好調期に入っています。マゴチ初挑戦の方は釣り入門ガイドも参考に、春の東京湾マゴチに挑戦してみてはいかがでしょうか。