北北西の風は4m/s台と穏やかで波高0.2mと海上コンディションは申し分なかったが、若潮で潮流が緩く、タチウオが「気難しいモード」に入る一因となった可能性が高い。水温12.6℃はまだ低水温帯で、魚の活性を押さえる場面も見受けられた。
現場の声
大貫沖を攻めたフグ船は13名が乗船し、竿頭13匹を記録。サイズは20〜40cmのショウサイフグが主体で、トラフグも多数混じった。短時間の怒涛のラッシュがあったものの、全体的には食いムラが目立つ展開。次点は9匹が2名と、ラッシュをうまく掴んだ方と掴めなかった方で差が出た一日だった。
本牧沖周辺の水深40m前後を終日狙い、水温12.2℃・薄濁りの条件下で釣行。朝イチはジグに順調にアタリが出たが、時間の経過とともに典型的なテクニカルモードへ。細かいアタリをひたすら拾い続けた手練れの竿頭だけがツ抜け(11匹)を達成。一方で1名がボウズに終わるなど、腕の差が如実に出る渋い一日だった。なお明日(火)は定休日で、あさって水曜から再び出船予定。
釣果データによるとアジ便は28〜35本の幅を記録。タチウオ・トラフグはいずれも0〜1本にとどまり、この2魚種については厳しい仕上がりとなった。アジ便は安定した釣果を維持しており、水曜以降も主力として狙い目となりそうだ。
魚種別コンディション
アジ
まずまずアジとしてはまずまずの水準で、竿頭35本は好調ライン(30本〜)にあと一歩届かなかった。若潮で潮の動きが緩かったことが数を伸ばしきれなかった要因として考えられる。ただし最低でも28本を記録しており、船中ムラが少なく安定感は高かった。
竿頭: 35本(一之瀬丸)船中28〜35本
フグ(ショウサイフグ)
まずまずフグとしてはまずまずの水準で、竿頭13本は好調ライン(15本〜)にわずかに届かなかった。短時間ラッシュの存在がスコアを押し上げたが、全体的に食いムラがあり、アタリを拾えた人と拾えなかった人で差が開いた。大貫沖のポイントは機能しており、次の出船時も同エリアに注目したい。
竿頭: 13本(新明丸)サイズ20〜40cm、ショウサイ主体・トラフグ混じり
タチウオ
やや渋いタチウオとしてはやや渋い展開で、竿頭11本は「まずまず」ライン(5〜9本)を上回るものの、実態は1名のみのツ抜けで大半が数本にとどまる。若潮×低水温の影響でジグへの反応が朝イチ以降急速に悪化した。テクニカルな展開は今後も続く可能性がある。
竿頭: 11本(深川吉野屋)サイズ75〜118cm、本牧沖40m
トラフグ
厳しいトラフグとしては厳しい結果で、竿頭1本にとどまった。新明丸のショウサイフグ便では「多数混じり」との情報があり、狙い打ちよりも混獲での期待が現実的か。水温が上昇する4月以降に本格化するシーズンを待ちたい。
竿頭: 1本(一之瀬丸)
船宿スコアボード
| 船宿 | アジ | タチウオ | フグ | トラフグ |
|---|---|---|---|---|
| 一之瀬丸(金沢八景) | 竿頭35本 | 竿頭1本 | — | 竿頭1本 |
| 新明丸(鶴見) | — | — | 竿頭13本 | — |
| 深川吉野屋(深川) | — | 竿頭11本 | — | — |
MVP: 本日最も好成績を収めた船宿。一之瀬丸がアジで安定竿頭を記録し、複数魚種をカバー。
今後7日間の予報
7日間の予報データは現時点で取得できていないため、当日海況をもとに傾向を記載する。本日(月)の凪状態は申し分なく、水曜日以降も春らしい天気が続く見込みだが、3月の東京湾は北寄りの風が強まる日もあるため、出船前に最新予報の確認を推奨したい。週末(14〜15日)にかけては行楽シーズン入りで乗合船の混雑も予想される。
| 日付 | 天気 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3/9(月) | 晴れ 7.5℃ | 4.1m/s | 0.2m | 若潮 | ◎出船日和 |
| 3/10(火) | 予報取得中 | — | — | 中潮 | 要確認 |
| 3/11(水) | 予報取得中 | — | — | 中潮 | 要確認 |
| 3/12(木) | 予報取得中 | — | — | 大潮 | 要確認 |
| 3/13(金) | 予報取得中 | — | — | 大潮 | 要確認 |
| 3/14(土) | 予報取得中 | — | — | 大潮 | 要確認 |
| 3/15(日) | 予報取得中 | — | — | 中潮 | 要確認 |
※潮回りは月齢からの推定。詳細な風速・波高の予報は予報ページで確認してください。
今週の釣行プラン
おすすめ: 3/12(木)〜3/13(金) × アジ
週中盤の木・金は月齢的に大潮入りのタイミングにあたる。潮が大きく動く大潮は魚の活性が上がりやすく、本日「まずまず」だったアジが好調ラインへ乗ってくる可能性が高い。水温がじわり上昇すれば数伸びも期待できる。天候が安定していれば絶好の釣行日和になりそうだ。
おすすめ船宿: 一之瀬丸(金沢八景)
おすすめ: 3/11(水) × タチウオ(深川吉野屋 再出船日)
深川吉野屋は火曜定休を挟み水曜から再出船。本牧沖40mのポイントは機能しており、若潮が明けて潮が動き始めれば朝イチのジグへの反応が改善する可能性がある。テクニカルな展開への覚悟は必要だが、腕試しにはもってこいの一日になりそうだ。
おすすめ船宿: 深川吉野屋(深川)
様子見: 3/10(火)
深川吉野屋が定休日で選択肢が減る火曜日。加えて3月中旬は低気圧の通過や北風強化が起きやすい時期でもある。風速・波高の予報を予報ページで確認し、5m/sを超えるようなら翌水曜以降に予定を繰り下げることを推奨したい。
最新の海況は予報ページでチェックしてから出発しよう。