二枚潮
にまいじお ・ 別名: 二枚潮現象、二枚潮状態
更新日: 2026-09-07
表層と底層で潮の流れる向きや速さが異なり、仕掛けが著しく扱いにくくなる状態のこと。
二枚潮とは
二枚潮とは、海面近くの表層と海底付近の底層とで潮の流れる向きや速さが異なる状態のことだ。ときには表層と底層でまったく逆方向に流れることもある。オマツリの原因にもなりやすい海況だ。
通常、潮は上から下まで同じ向きに流れるが、風や地形、河川の淡水の影響などで層ごとに流れが異なることがある。この状態で仕掛けを投入すると、ラインの角度が不自然に変化し、底取りやアタリの判断が難しくなる。
東京湾では風が強い日や、大雨の後で表層に淡水の影響が残っている日に二枚潮が起こりやすいとされる。ベテランはラインの出方や角度の変化から二枚潮を察知し、オモリの号数やタナの取り方を工夫して対応する。
二枚潮の日は船内で「オマツリしやすい」「底が取りにくい」といった声が増える。船長からの号数変更の指示があれば、原因を二枚潮と考えて素直に従うのが釣果への近道だ。
使い方・例文
- 「今日は二枚潮が出ているので、いつもより重いオモリでやってみてください」(船長のアナウンス)
初心者向けのコツ
- ラインの角度が不自然に変わると感じたら二枚潮を疑い、船長にオモリの号数を相談してみる。
- 二枚潮を感じたら底取りをこまめにやり直し、実際のタナのズレを補正するよう心がける。