5月3日の東京湾では、新明丸がシロギス竿頭61本・マゴチ竿頭5本(最大56cm)・ショウサイフグ船中100匹超えと3魚種すべてで充実した釣果を記録。水温17℃台・中潮の好条件がGW後半の海を盛り上げた。
今日の海況と釣果への影響
ゴールデンウィーク後半初日の東京湾は、ほぼ晴れ・北西微風・波0.4m台と絶好の凪に恵まれた。風速0.6m/sは「無風」に等しく、アタリに集中しやすいベストコンディション。船上での体感も快適な釣り日和となり、GW連休を海で過ごす釣り人にとって最高のスタートとなった。
水温17.2℃はこの時期としては順調な上昇ペース。マゴチが本格的に捕食モードに入る16〜18℃の適水温帯に入っており、底物の活性が一段と高まっている。シロギスにとっても産卵を控えた荒食いシーズンの入口で、数・型ともに伸びやすい条件が整っている。中潮で潮の動きも適度にあり、エサ釣り・泳がせ釣りどちらにとってもプラスに働いた1日だった。
一方、ショウサイフグは大貫沖の深場での展開。潮の流れが効く時間帯にアタリが集中する傾向があり、中潮の適度な流れがカットウ釣りのアワセに有利に働いたと考えられる。ボウズが22名中2名と少数にとどまったのも、コンディションの良さを物語っている。
現場の声
新明丸は本日3船(シロギス船・マゴチ船・フグ船)を出船させ、全船で手応えのある釣果を叩き出した。特筆すべきは、マゴチ船で16名全員が型を見たこと。船長コメントからも「オデコなし」への安堵がにじむ。ショウサイフグは船中100匹超えと圧巻の数字で、ツ抜け達成者が3名と上級者のテクニックが光る展開だった。
マゴチ船は16名で1〜5本、36〜56cm。近場〜大貫沖を展開し、竿頭は山田様。全員安打でオデコなし。フグ船は22名で0〜12匹、大貫沖にてショウサイ船中100匹超えの大漁。ツ抜け3名、ボウズは2名。シロギスは中ノ瀬沖で20〜61匹。
マゴチ船の「近場〜大貫沖」という広域展開は、ポイントの選択肢が増えている証拠。水温上昇に伴いマゴチの分布が広がり、船長が潮の効き方を見ながらポイントを移動できる状態にある。16名全員安打は、このサイズの船としては見事な打率。フグ船の「船中100匹超え」は22名の合算とはいえ、1人平均4〜5匹のペースであり、ショウサイフグとしてはまずまず以上の水準。竿頭12本は好調ラインに迫る数字で、カットウの腕が光る展開だった。
魚種別コンディション
シロギス
好調竿頭61本はシロギスとして好調の水準(50本以上が好調ライン)。中ノ瀬沖の定番ポイントで安定した食いが続き、ビギナーでも20本を確保できる底上げぶり。23cmの良型も混じり、5月の産卵前の荒食いが始まっている兆候。水温がさらに上昇する今後、爆釣ラインの100本超えも射程圏内に入ってくる。
マゴチ
好調竿頭5本はマゴチとして好調の水準(5〜7本が好調ライン)。16名全員が型を見る高打率で、36〜56cmとサイズの幅も魅力的。水温17℃台はマゴチの活性が本格化する温度帯にあたり、近場から大貫沖まで広範囲でヒットした点が好調の根拠。5月後半に向けてさらにサイズアップが期待でき、今シーズンのマゴチは上り調子にある。
ショウサイフグ
まずまず竿頭12本はショウサイフグとしてまずまず(8〜14本がまずまずライン)。ただし船中合計100匹超えは22名の総力としては立派な数字で、ツ抜け3名と技量のある釣り人が数を伸ばせる展開。大貫沖での展開で38cmの良型も混じり、カットウ釣りの醍醐味を堪能できる1日だった。ボウズ2名はやむを得ない範囲で、群れの回遊タイミングを捉えられるかが釣果を分けた。
船宿スコアボード
| 船宿 | シロギス | マゴチ | ショウサイフグ |
|---|---|---|---|
| 新明丸(鶴見) | 竿頭61本(〜23cm) | 竿頭5本(〜56cm) | 竿頭12本(〜38cm) |
MVP: 本日唯一の出船でありながら3魚種すべてで好調〜まずまずの釣果を記録した新明丸
本日は新明丸のみの釣果報告となったが、GW期間中は各船宿とも満船が続いており、釣果公開のタイミングにずれが生じている可能性がある。新明丸は3船態勢で出船し、シロギス・マゴチ・ショウサイフグという異なるスタイルの釣りをすべてカバー。特にマゴチ船の全員安打とフグ船の船中100匹超えは、GW後半の東京湾の底力を示す結果。シロギス船も最低20本と安定感が光り、ファミリーからベテランまで満足度の高い1日だったと言える。
今後7日間の予報
GW最終盤の5月4日(月)は南寄りの強風と荒天で出船中止が相次ぐ見込み。風速17m/s・波2.3mの予報は「釣りにならない」レベルであり、この日の釣行は避けるべき。しかし5日(火)以降は急速に回復し、6日(水)〜7日(木)は風速5m/s以下・波0.3m未満のベタ凪予報。GW明けの平日を狙える方には絶好のチャンスが訪れる。週末の9日(土)も風波は穏やかで、次の週末釣行も十分期待できる。
| 日付 | 天気 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5/3(日) | 16〜20℃ | 最大12.8m/s | 最大1.28m | 大潮 | △要注意 |
| 5/4(月) | 18〜21℃ | 最大17.4m/s | 最大2.32m | 中潮 | △要注意 |
| 5/5(火) | 14〜18℃ | 最大12.9m/s | 最大0.88m | 中潮 | ○まずまず |
| 5/6(水) | 15〜22℃ | 最大5.2m/s | 最大0.28m | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 5/7(木) | 18〜22℃ | 最大5.6m/s | 最大0.38m | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 5/8(金) | 18〜22℃ | 最大8.1m/s | 最大0.58m | 小潮 | ○まずまず |
| 5/9(土) | 16〜20℃ | 最大5.3m/s | 最大0.56m | 小潮 | ◎釣り日和 |
グラフが示すとおり、4日(月)をピークに風速は急落する。5日は午前中にやや風が残る可能性があるものの、午後には収まる見込み。6日〜7日は平均風速3.5m/s以下の穏やかさで、繊細なアタリを取るショウサイフグのカットウ釣りや、マゴチの泳がせにも最適な条件が揃う。
次の釣行プラン
おすすめ: 5月6日(水)× マゴチ・シロギス
風速5m/s以下・波0.3m未満・中潮という三拍子揃った好条件。本日の釣果でマゴチ竿頭5本・全員安打が出ており、水温17℃台の上昇基調が続けば活性はさらに高まる。GW明けの平日で船の混雑も緩和されるため、ゆったりと竿を出せる。シロギスも中ノ瀬沖の荒食いパターンが継続すれば50本超えの好釣果が狙える。マゴチとシロギスのリレー船があれば一挙両得の贅沢な1日になる。
おすすめ船宿: 新明丸(鶴見)
おすすめ: 5月9日(土)× ショウサイフグ
週末派の方には9日(土)が本命。風速5m/s台・波0.5m台と穏やかな海が期待できる。小潮で潮の動きは控えめだが、フグ釣りにおいては「速すぎない潮」がカットウ仕掛けの操作性を上げるメリットもある。本日の船中100匹超えの勢いが持続していれば、大貫沖で手応えのある釣りができるはず。
おすすめ船宿: 新明丸(鶴見)
様子見推奨: 5月4日(月)
最大風速17.4m/s・波2.3m超え・降水確率100%と、三重苦の荒天予報。出船中止がほぼ確実な条件であり、仮に出船しても安全面でリスクが大きい。この日は陸で仕掛けの準備や情報収集に充てるのが賢明。
出船時刻・予約は各船宿にご確認ください。最新の海況は海況予報ページでチェックできます。初めての船釣りを検討中の方は船釣り入門ガイドもあわせてどうぞ。