流し
ながし ・ 別名: 流し釣り、潮まかせ ・ drift fishing
更新日: 2026-09-07
船を潮や風の力に任せて流しながら釣るスタイルのことで、アンカー(錨)は打たずに行う。
流しとは
流しとは、アンカー(錨)を打たずに潮や風の力で船を流しながら釣るスタイルのこと。船長が舵とスクリューで流れる向きと速さを調整し、ポイントの上を繰り返し通過させる。
潮の流れに船体を合わせることで、コマセや仕掛けが自然に漂い、広い範囲を探れるのが利点である。一方で船が動き続けるため、タナや底取りをこまめに取り直す必要がある。
東京湾のマダイ・イサキ釣りでは一つのポイントを何度も流し直す「同じ流し」を繰り返すことが多く、良い反応が出た流し筋を船長が記憶して再現する。
風と潮の向きが逆になる「向かい潮」の日は船が流れにくく、逆に効きすぎる日はタナがずれやすい。流しの速さに合わせて仕掛けの重さを調整することが求められる。
潮が緩く船がほとんど流れない日は、船長がスラスターやスクリューで意図的に船を動かして流しを作ることもある。逆に潮が速すぎて一流しが数分で終わる日は、仕掛けを軽くしてでも長く探れる流し筋を船長が探すため、極端に速い流しの日は仕掛け全体を見直す必要がある。
使い方・例文
- 「もう一流し、同じところを流します」(船長のアナウンス)
- 「流しが速くてタナが取りにくかったです」(釣り人の会話)
初心者向けのコツ
- 流しごとに底取りとタナ取りをやり直す。
- 良いアタリが出た流し筋は目印(灯台や陸標)で覚えておく。
- 流しが速い日はオモリを重くして仕掛けの角度を保つ。