2026年9月27日(日)20:00更新
雨予報の大潮日曜、報告が届いたのはミナミ釣船のみ。タチウオ竿頭5本・最大110cmで数より型が際立った1日
今日の東京湾は、海そのものは穏やかでした。波0.32m、風はほぼ無風。それでも釣果報告が上がったのは1軒だけ。降水確率84%という予報が効き、日曜にもかかわらず多くの船が竿を出さなかった格好です。そんな中で出たミナミ釣船のタチウオ5本・最大110cmは、数字以上に価値のある1日分の記録となりました。
数字だけ見れば、今日は文句なしの凪でした。波0.32mは東京湾内としてもかなり低いレベル。船酔いが心配な方でも問題ない海面です。にもかかわらず出船が絞られたのは、降水確率84%と日中の崩れ予報があったため。「海は穏やかだが空が悪い」という、釣り人にとって判断の難しい日曜でした。
水温23.8℃という数字は、この時期の東京湾として順当な下がり方です。9月上旬の26〜27℃台から2〜3℃落ちてきており、これはタチウオが浅場に寄り、カワハギが本格的にエサを追い始めるラインに入ったことを意味します。事実、今週のデータを見るとカワハギの竿頭は各船で二桁に届き始めており、季節が確実に秋モードへ切り替わっています。
加えて今日は大潮。潮が大きく動くこと自体はプラス要素ですが、満潮05:24・干潮11:30という潮位変化で、午前の早い時間帯に一気に潮が引きました。フィーディングタイムは14:09〜16:09。午後便のほうが条件に恵まれた1日だったと読めます。
現場の声
今日唯一報告を上げたミナミ釣船のコメントは断片的なもので、第8船の状況に触れる短い記述にとどまりました。ただ、釣果データからは現場の様子が読み取れます。タチウオが0〜5本、カワハギが0〜3本という幅は、どちらも「釣る人は釣ったが、ボウズも出た」という典型的なムラのあるパターンです。
第8船の状況に言及した短信のみ。数字は伸びなかったが、110cm級を含むサイズは確保できた。
注目したいのは、最小が0本である一方で最大サイズが110cmに達している点です。これは魚探に群れは映るものの、食いが浅くアタリを掛けきれなかった展開を示唆します。潮が大きく動く大潮では、タチウオの遊泳層が上下に広く散る傾向があり、タナを外すと一気に釣果が落ちる。今日の0〜5本という開きは、まさにそのタナ取りの差が出た結果と考えられます。カワハギも同様で、15cmの小型から28cmの良型まで混じっており、群れの密度よりも拾い釣りの展開だったとみられます。
魚種別コンディション
タチウオ
まずまず竿頭5本はタチウオとしてまずまずの水準。同じミナミ釣船の直近を追うと、9/24が15本、9/25が11本、9/26が5本と推移しており、今日は昨日と横ばい、週初からは3分の1に落ちた計算です。週間で見れば下降局面ですが、サイズは110cmとメーターオーバーを維持。数が落ちて型が残るのは群れが入れ替わる前兆で、雨が抜けて水温が安定すれば再び数が戻る余地があります。
カワハギ
やや渋い竿頭3本はカワハギとしてやや渋いゾーン。ただし28cmの良型が混じった点は評価できます。今週の東京湾全体では巳之助丸が19本、弁天屋が17本、山下丸が11本と二桁が並んでおり、湾全体のカワハギは上向き。今日の数字は船宿単体の条件差であり、魚がいないわけではありません。水温23.8℃はカワハギの適水温帯に入りつつあり、10月に向けて数・型ともに伸びる流れです。
船宿スコアボード
| 船宿 | タチウオ | カワハギ | 最大サイズ |
|---|---|---|---|
| ミナミ釣船 | 竿頭5 | 竿頭3 | タチウオ110cm |
MVP: 本日最も好成績を収めた船宿
今日は報告のあった船宿が1軒のみという、日曜としては異例の静かな日でした。ミナミ釣船は南六郷(大田区)を拠点に、タチウオとカワハギの2本立てで通年営業する船宿。今日のように条件が読みづらい日でも竿を出し、110cm級を引き出した粘りは評価に値します。参考までに昨日9/26は湾内で深川吉野屋がタチウオ28本、粂丸がマアジ147本、巳之助丸がマアジ133本と各所で好数字が並んでおり、その落差が今日の出船状況をそのまま物語っています。
明日と今後7日間の予報
明日9/28(月)は風最大7.3m/s、波0.8m、降水確率88%。風・波は出船可能なレベルですが、雨の影響は今日以上に残りそうです。判定は「○まずまず」。中潮に移り、満潮06:03・干潮12:01と午前中に潮が動くため、午前便のタチウオ・カワハギは狙い目になります。その後は9/29(火)、9/30(水)と雨がち。本命は10/1(木)以降で、降水確率27%まで下がり、風4.8m/s・波0.54mと条件が揃います。週末10/3(土)は波0.26m・風4.8m/sの絶好の凪予報。小潮ながら夕方のフィーディングタイム18:54〜20:54とナイトタチウオの相性が良く、今週の山場は間違いなく土曜です。
| 日付 | 気温 | 風 | 波 | 潮 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/28(月) | 21.4〜25.5℃ | 7.3m/s | 0.8m | 中潮 | ○まずまず |
| 9/29(火) | 20.2〜21.9℃ | 5.8m/s | 0.56m | 中潮 | ○まずまず |
| 9/30(水) | 19.2〜24.7℃ | 5.4m/s | 0.48m | 中潮 | ○まずまず |
| 10/1(木) | 20.7〜24.7℃ | 4.8m/s | 0.54m | 中潮 | ◎釣り日和 |
| 10/2(金) | 17.7〜23.7℃ | 5.1m/s | 0.48m | 小潮 | ○まずまず |
| 10/3(土) | 18.2〜21.9℃ | 4.8m/s | 0.26m | 小潮 | ◎釣り日和 |
次の釣行プラン
おすすめ: 10/3(土) × タチウオ
波0.26mは今週最も穏やかな海面。降水確率24%で空模様も落ち着きます。今週のタチウオは各船で110〜137cmのメーターオーバーが継続して出ており、水温23.8℃からさらに1〜2℃下がるこのタイミングは、良型が浅場に差してくる時期と重なります。フィーディングタイムが18:54〜20:54と夕マヅメに掛かるため、午後便・夜便の組み立てが有効です。
様子見推奨: 9/28(月)〜9/29(火)
降水確率88%・90%と2日連続で高く、月曜は波0.8mと今週で最も荒れる予報。釣り自体は成立しますが、雨具のない装備での長時間釣行は厳しい条件です。予約前に各船宿へ出船可否の確認を。